吹奏楽部、やりました!北海道吹奏楽コンクール旭川地区予選で見事金賞。そして北海道大会への出場を決めました!
今年はチームの構成や一人一人の個性を生かし、「この子達の技量なら...」と難しい曲に挑んだ、と長田先生に伺いました。
今回の演奏曲を調べてみると...「November 19」は、1863年11月19日、アメリカ大統領リンカーンが演説を行った日であるとのこと。「人民の、人民による、人民のための政治」のエピソードで知られる演説で、その時代のことをモチーフとしたようです。
これまで多くの練習を重ねてきた吹奏楽部の大舞台。中学校B編成の部。
私はその中程から入場しました。何校かの演奏を味わった後、いよいよ最終で啓北中の出番。素人の私には演奏の善し悪しがわかりませんが、まろやかな音色、豊かな表情、壮大な物語に引き込まれました。入退場等の振る舞いも整然として、これまでの練習が生きているようでした。
何人かの人に「今日の演奏はどうでしょうか」と尋ねましたが、「金賞をいただける出来だと思う。全道に行けるかは何とも...」とのことで、これは接戦なのだなと悟りました。
一体いつぶりだったか思い出せませんが、静寂と興奮、感動が味わえる予感があって、久しぶりに結果発表まで残ってみました。スポーツなどとはまたひと味違う独特の緊張感が漂います。
「啓北中学校 ゴールド金賞!」第一段階クリア、まずはホッと胸をなで下ろします。そして、全道切符...場内の集中は最高潮に達します。
「10番 啓北中学校!」あちこちから感動の声が聞こえてきます。生徒は涙に溢れています。私もその気分をたくさんもらいました。そして、「よかったなぁ」「感動をありがとう」という気持ちでいっぱいになりました。心が洗われたひとときでした。
本当にオメデトウ。更に磨きをかけて、8月30日、札幌kitaraで最高の音が奏でられるよう今から楽しみにしています。