穏やかな1年の始まりとなりました。とはいえ、初日は慌ただしく過ぎていきます。そんな一日をざっくりと追ってみます。
着任式では教頭先生はじめ、4名の先生を紹介しました。担任発表では多くの温かい拍手がありました。意外なこともあったでしょうか...。
始業式では今年のスローガン「啓北中50年の底力~つなぎ、広げ、前へ~」を掲げて、「伝統をつなぎ、全校の心をつなぐ」ことや「積極的な表現を通して未来に向かって可能性を広げる」ことをお願いしました。また、「薩摩の教え」に倣って挑戦の価値を話しました。
教室に戻ってからは教科書を確認し、明日からの予定、担任の先生の思いなどを聞いて下校。係生徒は残って新入生の教科書・配布物の準備、会場設営や受付などを頑張り、正午過ぎから保護者に付き添われた新入生が集まってきました。
緊張の面持ち、あるいは友達と談笑しながら思い思いに入室する新入生。学級では担任の先生から入学式の所作について指導を受けました。
13時、入学式。新制服に身を包んだ新入生が初々しく本校での第一歩を刻みました。一人一人の呼名に対する返事が立派でした。全員がしっかりと聞こえました。
式辞では啓北中50周年を迎えて、新しい歴史の第一歩を踏み出す新入生に、言葉や習慣などの基本を大切にして、3年後、本校のシンボル「とちの木」になるよう願いを込めて話しました。また、生徒会長は「緊張や期待、不安な気持ちだと思うが、きっと楽しい毎日が送れる。わからないこと困ったことは頼って、一緒に考えて乗り越えよう。失敗を恐れず挑戦して多くの学びを得よう」とエールを送りました。
新入生代表誓いの言葉では「勉強はもちろん、友達と絆を深め充実した生活を送りたい。一歩一歩将来に向けて前進し、とちの木のように伸び伸びと生活したい」と意気込みを語りました。
さて、今日はそれぞれの家庭でどんな話題になっているでしょうか。興味深いところです。
一度動き出した時計の針はあっという間に進みます。明日からは対面式、部活動紹介、学級組織作り...忙しいので、体調を整えてください。
最後になりますが、保護者の皆様におかれましては、今年度も学校教育への御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。