今日から数日暑くなる予報ですが、午前中は過ごしやすい気温でそよ風も吹き込んできます。が、部活動時には熱中症対策が必要かも...。
昨日の50回記念体育祭。私の教員歴の中でも最もベストと思えるほど、素晴らしい天候とグラウンドコンディションに恵まれました。
開会式。生徒会長は50年を繋ぐ体育祭としての感謝と誇り、協力と全力を力強く宣言し、今大会の意義を網羅した立派な挨拶をしました。
各チーム円陣を組んで団結を誓い、ほどなく競技開始。練習の時より気迫と緊迫感にあふれ、実力伯仲の大接戦だった5色綱引き。応援の声に乗って風のように走り抜いた縦割リレー。テクニックが格段に上達するも玉入れが勝負を分けた障害物競走。
そして、50回記念の目玉である保護者と生徒、3年生と保育園児による玉入れ。生徒と保護者、園児との共同作業...心を通わせて和気藹々と戦う姿にほっこりとしました。世の中に殺ばつとした話題も多い中、とても大切なふれ合いに思われました。
チームの団結力と誇りをかけて一人一人が持てる力を出し切った学年リレー。抜きつ抜かれつのデッドヒートは見応えがありました。その中でも3年生の応援と走力は「これぞ啓北の最高学年」でした。互いに呼びかけ、前向きに励まし合う声を響かせた長縄跳び。本番の集中力はそれまでの比ではなく素晴らしかった。
熱い戦いの結果、オレンジチームが優勝しましたが、どのチームも勝敗を越えて晴れやかな表情でした。学年の壁や世代を超えて一つになった体育祭。啓北中のこれまで、今、これからをつないだ体育祭。みんなの笑顔と全力でひたむきな態度が心を打ちました。
良い体育祭だった...と幸せな余韻に浸りつつ、啓北中の素晴らしさ、生徒と先生方の底力をしみじみと感じる一日でした。




















