少しずつ「卒業」への準備が始まる(9/8)

 昨日より温かい朝です。しかし、日中も気温は上がらず曇り空のよう。猛暑に見舞われたこの夏ですが、富士山に初冠雪の報。平年より25日も早い雪化粧は意外に感じませんか。


 2018年9月6日...ある学級通信では、北海道を襲った胆振東部地震から3年が経ったことを伝えていました。皆さんは何を思い出しますか?
 あの日の早朝、町中の信号が止まっていましたが、学校がどうなっているか、それを確認に急いだことを覚えています。「ブラックアウト」...電気が復旧するまで地域によってずいぶん差があり、不便な生活を余儀なくされました。明かりを失った駅付近の空には満天の星が広がっていました。
 また、震源地近くでは多くの尊い人命と平穏な生活が奪われました。以前、厚真町を車で通ったことがあります。山肌には、町を飲み込んだ土砂崩れの傷跡が生々しく残っていました。
 人々の「記憶の風化」は早いです。災害から身を守るために、時々記憶をたどることが大切でしょう。


 さて、先週は3年生が卒業アルバムの写真撮影をしました。中学校3年間はあっという間、卒業への一歩が踏み出されています。みんなカメラの前で、運を味方につけられるような「いい顔」しましたか?


 3年の美術作品「今の自分を見つめ表そう」を見ると、表現の豊かさに驚きつつ、15歳の悩みや迷い、複雑に揺れる思いが伝わり、一枚一枚をコメントと照らしながら鑑賞しています。

 混沌とする自分の思いを打ち破って卒業に向かうために怠けず、やり過ごさず...3ラウンドの第1弾、学力テスト総合Aまで1週間!

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