今日も明け方から雨が降り出しました。日中は比較的暖かくなりましたが、風が吹いていて、明日からは気温が急降下の見込みです。
旭川ではまだコロナ感染症が鎮まらない状況です。冬場の換気はつらいものがありますが、感染予防のためにあちこち窓を開けることがありますから、暖かい服装の工夫をお願いします。
さて、今日は2年生が家庭科の授業の一環として「着付け教室」を行いました。
「和装」を見る機会は、お祭りや冠婚葬祭などの式がほとんどですが、風流や粋、あるいは重みや格式を感じさせてくれます。私たちはすっかり洋装になじんでいますが、和装は着るのに手間がかかるものの、体型に合わせて買い換える必要がない、服が体に合わせてくれる良さがあります。和装のように先人の習慣や知恵が私たちに教えてくれることは多々あります。授業を通して、そんな日本の伝統文化にふれるのもよいのではないでしょうか。
学習の中では着物の着方、畳み方や帯の締め方はもちろん、「礼儀作法」や「身だしなみ」も学びました。生徒の様子を見ていると、いつも以上に講師の先生の話をよく聞き、気持ちも引き締まったのか神妙な面持ちです。なかなか似合っている人もいましたね。
着物と礼儀やマナーを結びつけて、ともに整えようとする「心」までも学んでくれたらよいなぁと思います。






