作品から見える個性(2/18)

 全道的に冷え込んだ朝です。私が幼少期の頃、氷点下2~30℃はザラでした。授業が1時間遅れなんてこともよくありました。今より暖房も防寒具も十分でなかったけれど、寒い中でよく遊びました。それを思えば、ずいぶん暖かくなったものです。と同時に、身近な「地球温暖化」を感じてしまいます。


 オリンピックも最終盤。昨日はメダルラッシュに湧きました。その中でメダルを逃したスピードスケートの小平選手。故障をこらえての戦い...「成し遂げることはできなかったが、やり遂げることはできた」と語りました。懸命に努力し、全力を尽くした人だけが言える言葉だなぁと噛みしめました。


 さて、前置きが長くなりましたが、1階廊下には新しい美術作品が展示されて私たちの目を楽しませてくれます。
 1年生のデザイン画。多くは皆さんの趣味や特技を描いています。また、自分の人柄や心の中を何かに象徴させてマークにして表す作品たちは、絵を通してその人となりをイメージさせてくれます。
 2年生は物入れのようなものに金箔調の絵を貼り付けて?います。「用の美」という言葉がありますが、日本人には日用品に様々な意匠を凝らして工芸品にする美意識があります。どうやって制作したのか、その過程も見たかったところですが、きっと細かな作業をしたことでしょう。
 明日からの土日。引き続き感染防止に努めながら、入試に学年末テストに、各学年ともしっかり学習に力を入れてください。

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