短いけれど、その一言、その心遣い(2/8)

 今日は幾分寒さが緩んだ朝でした。この頃は日中に気温が上がるので、例のアイスキャンドルも解けてきて残念です。
 今朝の生徒玄関、あいさつ代わりに明るい声で「(今日は)よろしくお願いします」と言う3年生2人。はて?......そうか、この後の面接練習のことだな、と気づきました。たった十数音の、その礼儀正しい言葉に心は動かされます。
 オリンピック金メダル候補、女子モーグルに出場した17歳の川村選手は5位に沈みました。インタビューでは悔しさをこらえて感謝の気持ちを伝え、その最後はインタビュアーに「寒い中、ありがとうございました」と気遣い、「17歳が...」と大きな話題となりました。
 短いその一言、その気遣い...ささいなやりとりにこそ人柄や育ちがにじむのでしょう。


 さて、過日日曜日に6組生徒による「中学生の作品展」(こども冨貴堂)を観覧しました。狭いスペースながらすっきりと見やすく、取組の過程もよく理解できました。

 今年はコースターなどの小品はもとより、もっと大型の作品が目につきました。一点一点に付けられたタグの裏には制作者が書かれていて、先生や仲間と会話しながら作業に打ち込む姿を思い浮かべました。そして全体を、細かな編みを鑑賞して、皆さんの丁寧な作業ぶりを感じました。

 特に3年生の作品は、これまでの積み重ねが織り込まれている気がして、頑張ったなぁ、上手になったなぁ、と感慨深くなります。先生の話によると「今年の生徒は技量が高くて大きな作品に取り組めるんです」とのこと。
 このページをご覧いただいた皆さん、機会があればぜひ訪れて、会場に用意したノートにコメントをいただけると励みになります。よろしくお願いします。

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