起きがけの家の除雪。上にうっすらと乗った雪はサラサラでした。見上げると輪郭のはっきりしない月がおぼろに...。しかし、学校に着いた頃はまぶしい日が射してきました。除雪当番は2年1組。今日も一生懸命にありがとう。
さて、私事で恐縮ですが、自分の学生時代を振り返った時、自分の意思で本気で勉強を頑張ったのは高2から高3にかけてだったかなと思い出します。成績が振るわなかった自分。どうしても大学に入りたい、そして教員を目指したい、その危機感や必要感が大きかったと思います。
そんな前置きからですが、先日、2年生の「進路の学習」の様子を見て感心しました。
自分が調べた高校等についてわかったことを、タブレットにまとめた資料を使いながら仲間に話していました。このように課題をもって「調べる、まとめる、発表する」という活動を繰り返す中で、社会生活に生きる力が育まれると思います。
このあとは、各自が具体的な進路希望校を設定して、自己推薦書を書いてみたり、面接練習したりする予定だそうです。1年後の予行練習ですが、この取組を通して自己理解を深め、これから自分がすべきことを明確にできると思います。
学力を高めるためには遠回りかもしれませんが、「なぜ勉強するのか」という動機付けから始めることに意義を感じています。自分はどうなりたいのか...自分の将来から逆算して今の自分を考えることが、きっと日々の学習意欲向上につながるだろうと、2年生の取組を密かに期待しています。