柔道のスペシャリストに学ぶ(2/8)

 穏やかな一日のスタートです。旭川では冬まつり、オホーツクでは流氷の便りも聞かれますが、一方では少しずつ日が長くなって、季節の移り変わりも感じられるようになってきました。


 2月から、体育の授業で柔道を行っています。
 今年は指導の講師として會田先生をお迎えしています。會田先生は「公認柔道指導者A指導員」の資格をお持ちのスペシャリストです。加えて鈴木先生と横山先生も指導に当たり、万全の体制を敷いています。
 私が参観させていただいた時、會田先生は「基本と安全」を繰り返し指導していました。柔道とはいえ、どのスポーツにも共通するウォーミングアップ、基礎トレーニング等をしっかりと行います。その後に畳の感覚をしみこませるように受け身の練習などを念入りに学んでいました。先生に授業の様子をうかがうと、「生徒たちは素直に取り組んでいる」とのこと。素晴らしい技術を持った専門家の指導から、技術も礼儀作法も、日本の伝統競技を通して一つでも多くのことを学んでほしいです。


 さて、3年生はあさっての公立推薦入試に向けた面接練習が追い込み。連日居残り組が先生の力を借りて腕を磨いています。
 私も微力ながら...。一通り面接を終えて感想を聞くと、「緊張した...」がほとんどの声。そんな生徒の姿を見て、困る本人には申し訳ないけれど、将来に向けた大切な経験をしているな、と思ってしまいます。自分の希望を何とか叶えたい、そんな切実な思いで物事に取り組む機会はあったでしょうか。「緊張しないように...」という心配より、「大いに緊張してこい!練習を信じて思い切って!」と送り出したいと思います。(実は私も面接によい思い出は一つもありません...)ただ一つ、はつらつとした態度とやる気、将来への希望や高校生活へのやりがいをアピールして!応援しています!

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