待ちに待った修学旅行。１学期から計画を立てて，当日も計画とその場の臨機応変な判断で楽しい時間を過ごすことができました。１日目は青少年科学館見学，札幌市内自主研修を行いました。自主研修は，札幌防災センター，円山動物園，白い恋人パークにそれぞれのグループに分かれて行きました。どのグループも計画通りに，いや，計画に楽しみを加えて頑張りました。道を尋ねたり，地下鉄に乗ったり，買い物をしたり，普段出来ない経験ができ，有意義な時間となりました。

　修学旅行２日目は小樽水族館，吹きガラス体験，小樽散策を行いました。小樽水族館では，イルカショーやバックヤードツアーを楽しみました。ガラス体験はそれぞれが選んだ，色や模様を付けながら，小樽の伝統工芸であるガラスづくりに親しみました。２日目で付かれもあったと思いますが，目的意識，相手意識，時間意識をもって活動することができました。帰校式では，団体パーフェクト賞の賞状を受け取ることができ，自分たちの成長を感じられるよい修学旅行となりました。

　修学旅行を終えてまもなくマラソン記録会の取組が始まりました。天候に恵まれず，なかなか本番のコースで練習することができませんでしたが，１回の練習の質を高めて，本番に臨みました。「前の自分に勝つ！」とそれぞれが目標を定めて，ゴールに向かって賢明に走りました。真剣に前を向いて走る姿は本当にかっこよかったです。

　『学校中を福笑いであふれさせよう』と全員一丸となって取り組みました。台詞も動きも自分たちで試行錯誤し，照明や演出も自分たちのアイディアを生かしながら，自分たちの手で創り上げたすてきな舞台となりました。児童公開を終えて，「また６年生の劇が見たい！」と下級生に言われて嬉しそうでした。おそらく人生で最後となる学芸会。ただ楽しむのではなく，時には悩みながら，苦しみながら取り組んだからこそ得られた達成感と充実感だったと思います。最高学年の誇りを見せつけられました！

　全国的なブームに違わず「鬼○の刃」が大流行の６年生です。ドアを開ければいつでも笑い声と笑顔がたえない楽しい教室です。１２月に５日間の学年閉鎖があり，とても寂しかったですが，それは子どもたちも同じだったようで，閉鎖明けから，元気が爆発していました。いよいよ残り３ヶ月。卒業がみえてきましたが，もう一伸び，もう一歩前進を心がけ，最後の最後まで福笑いな学級でいられるようにみんなで頑張ります

　２学期の総合的な学習の時間では，キャリア教育『人を見つめて』の学習を行いました。旭川空港の離陸準備の業務を滑走路間近で見学し，また，地域の老舗（あさひ餅店，近藤染工場，高田写真場，旭川理容美容専門学校，あひる保育園，満腹食堂）に協力していただき，職場体験活動とインタビュ－を行いました。さらに，にじいろ絵本作家のてじまともこさんにも講演いただきました。働くということに興味をもち，中学校，高校へとステージアップしていく中で，さらに働くことへの関心や考えを深めていってほしいです。