入学してから約2週間が経ちました。1年生も学校生活にだいぶ慣れてきた様子で、自分の教室以外の様々な教室が気になり始めた様子です。そこで、2年生のお兄さんお姉さんの登場です。「1年生 校内ご案内ツアー」が企画・実施されました。
グループに分かれ、2年生が1年生と一緒に校内をまわり、何をする教室かを紹介します。

ツアーですので2年生は旗を持ってご案内します。案内する側も道具があると、気分が高まります。

手をつないで、優しく案内していました。

「1年生を案内しているので、見せてもらえませんか?」と給食調理員の方に積極的に声を掛ける2年生もいました!
2年生にとっては、「どのように案内すると、1年生はよく分かるかな?」と相手意識をもって考える機会となっていました。終了後の振り返りでは。「とても楽しかった。」という感想が聞かれたそうです。充実した気持ちを得られたのではないかと思います。
また、1年生にとっては、お兄さんのお姉さんの頼りになる姿を見て、「自分も2年生になったら・・・」と上の学年のイメージを感じられたのではないかと思います。
1年生初めての給食は、「ハンバーガー」でした。
エプロン三角巾を身に付け、手を洗ったら準備完了です。
お皿の並べ方や食べ方などの説明に、みんな真剣に耳を傾けていました。



元気よく「いただきます!」をして、いい笑顔でおいしそうに頬張る姿が見られました。また、次の日のメニューは何だろうと楽しみにしている様子もありました。
これからも、しっかり食べて元気いっぱい学校生活を過ごしてほしいと思います。
6年生のお兄さんお姉さんが、毎朝1年生の教室を訪れ、1年生のお手伝いをしています。
毎朝のルーティン、例えば、ランドセルの中の学習道具を机に入れる。上着や帽子を物掛けにかける。先生への提出物を出す・・・等々、学習が始まる前にやらなければならないことがいくつかあります。その活動において頼れる助っ人が6年生なのです。


6年生の様子を見ていますと、「やってあげる。」のではなく、そっと1年生を見守り、困っていたら「手を貸す。」「方法を教える。」「声を掛けて促す。」という姿でした。
大人でもなかなか難しいことですが、1年生が「自分でできるように」と、考えながら関わっていることが伝わります。
1年生にとっては、優しいお兄さんお姉さんとしてのお手本となっていますが、6年生にとっても、相手のことを考えて行動するとても大切な時間となっているようです。
4月8日(火)42名のかわいい1年生を迎え、全校児童そろって令和7年度がスタートしました。
入学式に向けて前日の準備では、6年生が会場の設営や1年生教室の装飾に意欲的に取り組んでいました。その姿はとても頼もしく、最高学年としての自覚を感じました。


入学式では、お兄さんの姉さんに手ひかれ1年生がはつらつとした表情で入場しました。


たくさんのお兄さんお姉さんに見守られながら、入学式は無事終了しました。
これから始まる小学校生活、様々な経験を通して一人一人が大きく成長することを願いながら、東五条小学校教職員一同、力を合わせていきたいと思っています。