昨日、今朝と雨が降り、気温も急降下。あっという間に秋が深まってきました。啓北祭の頑張りもあってか、生徒の表情はお疲れモード。
そんな中ですが、昨日、吹奏楽部が1年間の活動のまとめとなるオータムコンサートを行いました。あいにくの寒さでしたが、応援に駆けつけたご家族や生徒、先生方、そして卒業生...会場は多くの人たちの熱気に溢れていました。
2時間にわたる演奏はロック、ポップス、クラシック、フュージョンやジャズ、あらゆるジャンルをカバーして聴衆を楽しませてくれました。合間のパート紹介や思い出のスライド、感動のセレモニーなども吹奏楽部の足跡を知る良いアクセントでしたし、いつもの演奏以上に一人一人の技術の向上も感じ取れました。
楽器の苦手な私にとって、吹奏楽部員はうらやましい限りです。演奏は一人でも楽しいし、合わせてももっと楽しい...良い特技だなぁと思いますが、音を楽しむまでにはたくさんの苦しみや戦いがあったことでしょう。そうやって美しいものを追求してきた過程を人生の様々な場面で大切にしてほしいと思います。
また、後輩と先輩、そして顧問の先生...別れと終わりのひとときも心を打つものです。そうやって新しい出会いと始まりがあり、次へとつながっていく...そんな時間もかけがえのない青春の一コマです。陰の力となった多くの人たちへの感謝も忘れずに。
顧問の長田先生は「上達した3年生に成長に感動した」と話していましたが、中学校での頑張り、決して無駄ではなかったことを証明しましたね。素晴らしい演奏、感動の時間をありがとう。