旭中学校祭「秋フェス」を開催しました。「学校の新しい生活様式」「子どもたちのワクワク感」「地域とともにある学校づくり」を踏まえ、総合的な学習の発表の場を「秋フェス」としてリニューアルし、生徒が中心となり伝統づくりに取り組みました。
テーマは「旭中の秋」~仲間との繋がりを絆へ~とし、合唱コンクールや各学年の日常の活動交流、さらに、保護者の皆様の観覧を予定しておりましたが、コロナの感染拡大により、残念ながら、合唱コンクールや保護者の観覧は中止し、遠隔による実施としました。
このような状況ではありましたが、生徒のワクワク感を引き出すために、昼食に関しては、旭川調理師専門学校やキッチンカー、東旭川中央市民委員会、PTA本部役員の皆様方、学年発表では、片桐紙器、山城教材社、アサミツ商販、レンゴー、旭山を活かす街づくり市民の会、北海道録画センター、地域の各飲食店、文化財、公共施設の皆様方等々、地域を代表する方々の並々ならぬご協力、そして、何より一人ひとりの生徒の前向きな取組により、新たなlegacyが着実に残された秋フェスになったと思っております。
1学年発表
◎1年生は、「栄光の紙橋」と「2022旭中テーマ曲制作」に挑みました。
(1)「栄光の紙橋」➢段ボールブリッジ製作 ~紙と橋の街旭川~
SDGsの観点から、普段何気なく使用している段ボールが、「リサイクルの優等
生」と言われ、いかに精巧度の高い物であるかということに気づくこと、また、ご存
じの通り「橋の街旭川」「紙の街旭川」と言われることから、橋の構造と強度との関
係性を見出すことで、地域への愛着を育むことをねらいとして、「栄光の紙橋」と題
し、段ボールで教員が渡れるような頑丈な橋を制作する活動をしました。
この活動に際して、まず、校区である旭川工業団地に工場を構えるレンゴー旭川工
場様から段ボールの構造について、担当教員が3名もの専門家の方から、手厚くレク
チャーをいただき、研鑽を深めました。当初は、必要とする数の段ボールが集められ
るかどうか不安でしたが、そのことを案じてくださった片桐紙器様より、莫大な数の
段ボール提供があり、一気に形勢が好転しました。また、山城教材社様、アサミツ商
販様からも、不要になった段ボールをたくさん頂戴致しました。
皆様方のお陰をもちまして、各グループが、各パーツを担当して橋梁を制作するこ
とができ、3人の体格の良い教員が、何とか渡りきることができました。
(2)2022旭中テーマ曲制作 ~私たちの旭川中学校~
iPadアプリ「ガレージバンド」を使って旭中のテーマ曲を制作しました。旭中に対
するイメージや「これからどんな学校にしていきたいか」などの思いをもとに、テー
マ曲を制作。プロ顔負けの曲もあり、楽曲の構成、楽器の機能などに関する知識及び
技能を習得しながら、教科横断的な視点からの探究的な学習を展開しました。
2学年発表
かねがねご紹介していました東旭川の人々の工夫と魅力を伝えるCMが、地域の皆様方のご協力をもちまして、完成、披露されました。1月いっぱいは、東旭川支所・東旭川公民館・カフェホープ様・エスペリオ 様・鳥料理 小野木様にて、動画QRコードを掲示しています。是非、読み込んでご覧ください。
尚、以下の事業所・地域団体・公共施設等の皆様方に過分なるご厚情をいただきました。
〇カフェホープ様 〇エスペリオ 様 〇鳥料理 小野木様
〇旭川兵村記念館様 〇旭川神社様 〇東旭川支所様
〇東旭川地域包括支援センター様 〇旭山を活かす街づくり市民の会様
〇旭山三浦庭園様 〇JR北海道様
〇東旭川公民館様 〇公益財団法人旭川市公園緑地協会
3学年発表
毎年恒例となっています3学年発表。ショート劇、ダンス、おもしろ動画、コントを織り交ぜた発表を披露しました。動画の特性を効果的に活かした内容に趣向を凝らしました。子どもたちが生き生きと活動する姿に心が和まされました。