令和4年度 地域学校協働活動

トップページ > 令和4年度 地域学校協働活動

令和4年度学校経営方針イメージ

令和4年度学校経営方針イメージ.jpg

「まちなかギャラリー『東旭川の記憶~語り継ぎたい想い~』」〔3月17日~〕

道新4/8.jpg

 本校の美術部員達が旭川市東旭川支所、旭川しんきん東旭川支店、北きた東旭川店、東旭川郵便局などを訪れ、東旭川の記録誌をモチーフにした絵を手渡しました。

 旭川市教委は昨年10月、「地域学校協働活動」のモデル地区の一つとして、旭川中学校区を指定しました。「地域学校協働活動」とは、学校を核とした地域づくりを目指し、地域ぐるみで子どもの成長を支える活動です。文部科学省が推進し、全国各地で導入されています。そこで、市教委社会教育課の小島紀行主幹、伊藤知世さんが地域コーディネーターを務め、本校と地域の連携を推進しています。

 これを受けて、東旭川地区の各市民委員会、社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、地域包括センター、PTA、JA、地域活動団体、消防団などが構成する「東旭川まちづくり推進協議会」は、学校と地域の連携を深める活動を検討していましたが、新型コロナウィルスが本校文化部の活動に影響を及ぼしていることに注目し、美術部員に作品発表の機会を提供する「まちなかギャラリー『東旭川の記憶~語り継ぎたい想い~』」の開催を提案してくださいました。そこで、美術部員達は、2018年に同推進協議会がまとめた地域史に関する記録誌を参考に17点の絵画を描きました。作品は地域住民が訪れる施設や店舗内で4月末まで展示されます。

 生徒が選んだ題材は、かつて旭川市の中心部から旭山公園まで伸びていた旭川電気軌道の路面電車、屯田兵屋、太田神社や旧旭川小校舎など。旭川市中心部よりも早く開拓が始まった東旭川地区の歩みを振り返る内容となっています。廃校になった母校の小学校を描いた美術部長の3年澤村姫奈さんは、活動を通して、改めて地域の魅力に気付き、「自分が暮らす町が一層好きになった」と笑顔で語っていました。

 同推進協議会と本校は2022年度協働して活動を展開する予定です。

「あさひやま pride project」

 8月号.jpg10月号.jpg11月号.jpg

 R4年度より、学校だよりにおいて、東旭川で活躍する人材のヒストリーを生徒に向けて発信し、逆に地域創生の担い手である中学生にメッセージを贈っていただく取組を行っています。

 この取組は、①東旭川の人々の努力と工夫を学び、自己の生き方に生かす。②東旭川の魅力を感得させ、地域への誇りと愛着を育む。という点にねらいを置いています。

 地域の教育力を生かし、学校の教育活動ではなかなか得られる機会がない道徳的価値などについて理解する絶好の取組となっています。

吹奏楽部「旭山動物園」夏期開園式で招待演奏〔4/29〕

 昨年度、東日本学校吹奏楽大会(全国大会)に出場した実績を誇る本校吹奏楽部が、全国的に名高い、校区の「旭山動物園」の夏期開園式で招待演奏をしました。多くの来園客を前にして、ファンファーレと動物園園歌、その他に楽曲1曲を演奏・披露するという重要な役割を果たした部員達は喜びと充実感を感じていました。

旭山夜桜祭りのポスター作成

 

IMG_7947.JPGIMG_7951.JPG

 

 旭山公園夜桜保存委員会のご依頼により、本校美術部が公共マナー啓発並びに桜の見所をPRするポスターを制作しました。本校は、今年度から参加しましたが、このポスターを掲示するようになってから、「ゴミのポイ捨てが激減する」という効果が上がっています。

 旭中美術部も、その実力を買っていただき、「まちなかギャラリー」をはじめ、地域から制作依頼が増えてきており、注目を浴びるようになってきました。本校にとって、かけがえのない存在となってきています。既存のコンクールの活動もある中、地域創生のために、一生懸命貢献しています。

地域住民と学校園交流〔5/30(月)〕

  学校園.jpg

 学校園で地域住民と一緒に谷川農園様からいただいたトマト「ボンリッシュ」と花の苗の定植作業を行いました。本校からは、生徒会役員とトレーニングを兼ねて畑を事前に耕した柔道部員の計9名が参加しました。地域からは、近隣のグループホームの方々や東旭川中央市民委員会などから、約15名の皆様に加わっていただきました。子どもたちは、トマトの苗100株、マリーゴールドとベコニアの苗約60株を、地域の皆様からコツを教わりながら植え込むことができました。

 平山彩香生徒会長は「地域の人たちと関われて楽しかった。畑が地域の交流の場となれば。」と、濱中昌志校長は「団地や福祉施設が近くにあるが、あまり交流がなかった。地域の人と声を掛け合う関係になれれば。」というそれぞれの地域に対する熱い想いを語っていました。

「縁助意」様による新体力テストへのご支援

 

IMG_7906.JPG

 文部科学省では、国民の体力・運動能力の現状を明らかにするとともに、体育・スポーツの指導と行政上の基礎資料を得ることを目的として新体力テスト」を実施しています。

 本校でも4月~5月にかけて実施しましたが、東旭川地域ボランティア活動団体「縁助意」様によるお手伝いをいただきました。道具の準備・後片付け、計測はもとより、「がんばれ~」という声かけやアドバイスをしてくださり、子どもたちも例年以上に活気に満ちて活動する姿がみられました。

 会長の中野さんも、御年76歳にもかかわらず、子どもたちの前で立ち幅跳びを披露。中学生の平均記録を上回る驚異的な好記録に驚きと絶賛の拍手。後から、奥様に「無理をしちゃだめでしょ」と嗜められる姿が何とも微笑ましく感じられました。

春フェス(パラスポーツ部門)における地域団体のご協力

(1)NPO法人カムイ大雪バリアフリー研究所「チーム紅蓮」様のご協力

ADS_2406.JPGIMG_8070.JPGIMG_8091.JPG

 

①ボッチャ競技参加

   今年度、「春フェス」(旧体育大会)の前半で、全校生徒がパラスポーツを初体験

  しました。共生社会の担い手として、インクルーシブな視点に立ち、技能の程度や性 

  別、障がいの有無をこえて、全ての人が生き生きと運動に親しむことができることを

  理解してもらおうというねらいからです。

   「ボッチャ」競技では、「チーム紅蓮」様が生徒と一緒に競技に参加してください 

  ました。親身になって、生徒にルールを教えてくださったり、一緒に汗を流して対

  してくださったりしたお陰で、本格的なボッチャの楽しさを体感することできまし

  た。

②ダイジェストスライドショーの作成

   「チーム紅蓮」施設長で動画制作の専門家でもあ五十嵐真幸さんが、当日の子ど

  もたちに躍動ぶりを、短時間で「思い出のスライドショー」に仕上げてくださり、閉

  会セレモニーで早速映し出され、余韻に浸りながら幕を閉じることができました。

 

(2)東旭川地域ボランティア活動団体「縁助意」様によるお手伝い

   IMG_8164.JPG

   本校に対していつも手厚くご協力くださっています「縁助意」の皆様方には、今

  回、PTA本部役員の方々とともに、保護者受付・検温・手指消毒・誘導等の業務を担

  っていただきました。コロナ禍において新たな趣向を試みた体育大会とあって、教職

  員が慌ただしい状況になっている中、大変なお力添えをいただきました。

 

(3)旭川障害者スポーツ協会のご協力

  ボッチャ、アルティメットの道具を体育授業での練習時間も含めて、長きにわたりリ

 ースさせていただきました。

   

   

 

小中学校登下校時の防犯サポート(東旭川まちづくり推進協議会)

 東旭川まちづくり推進協議会の皆さんが、いつも子どもたちが事故や犯罪に巻き込まれないように、街頭に立ったり、防犯パトロール車で巡回したりなど、見守り活動を実施してくださっています。学校に不審者情報が入ったときも、速やかにご協力くださっています。このように地域の方に子どもの安心・安全が守られています。

 察官としてのキャリアを存分に生かし、協議会長でありながら自ら先頭に立ち

                 東旭川の平和と治安を守る磯石浩二会長                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   IMG_8360.JPG  


旭川新球団名考案

 プロ野球独立リーグ北海道ベースボールリーグ(HBL)の新球団が、ここ東旭川を拠点にして発足することに伴い、チーム名を是非、旭中生に決めてもらいたいという嬉しい依頼をいただき、全校生徒からアイディアを公募。見事、3年生が考案した旭川BeːStars(ビースターズ)』が採用されました!

 Beastは(獣)と、Be a star(スターになる)をかけた造語で、旭川の地で野獣のようにフィールドを駆け巡り、スターを目指そう!という願いを込められています。

 旭中生のアイディアを採用してくださったことはとても光栄なことです。本校としても、選手の皆さんの活躍を期待せずにはいられません!「獣のように挑戦者は襲いかかる若い力で~」がんばれBeːStars!!