6年生のお兄さんお姉さんが、毎朝1年生の教室を訪れ、1年生のお手伝いをしています。
毎朝のルーティン、例えば、ランドセルの中の学習道具を机に入れる。上着や帽子を物掛けにかける。先生への提出物を出す・・・等々、学習が始まる前にやらなければならないことがいくつかあります。その活動において頼れる助っ人が6年生なのです。
6年生の様子を見ていますと、「やってあげる。」のではなく、そっと1年生を見守り、困っていたら「手を貸す。」「方法を教える。」「声を掛けて促す。」という姿でした。
大人でもなかなか難しいことですが、1年生が「自分でできるように」と、考えながら関わっていることが伝わります。
1年生にとっては、優しいお兄さんお姉さんとしてのお手本となっていますが、6年生にとっても、相手のことを考えて行動するとても大切な時間となっているようです。