6月22日(木),中連夏季大会に向けての壮行会が行われました。
会の中では,各部活動が大会に向けての意気込みを語っていました。
中学校の部活動は,3年あるようで実は,2年と3か月しかありません。
上代を抜け,全道,全国大会まで出場しても8月の末には引退です。
どの学校の中学3年生も,コロナの影響を受けながら,それぞれの部活動で
様々な苦難を経験し,最後の中連に臨みます。
どうか,全力を出し切り,次のステージに向けてのステップにしてほしいです。
そんな思いを込めて,以下のようなお話をしました。(一部抜粋)
まず,1年生の皆さん。
君たちが中学生になってはじめての中連体育大会です。
きっと大会の会場に行くと普段の大会とは違う雰囲気を感じるはずです。
それは,すべての3年生にとって,負ければ大好きな部活から引退。なので,
「まだまだ部活動を続けたい」と必死に思い,臨んでいる大会だからです。
1年生の皆さんには,そんな3年生の姿をしっかり見てほしい。そして何か
を感じてください。
そうすれば,自然に君たち1年生が何をしなければいけないかが分かるはずです。
そして2年生のみなさん。
いよいよ3年生と共にプレーすることができる最後の大会です。
3年生と共に試合にでる2年生は,ぜひ,自分の持てる力を発揮することだけに集中し,一分一秒でも長く先輩と共にプレーをしてください。その姿勢は全ての人に伝わります。そして,その経験は君たちの時代へとつながります。
最後に3年生の皆さん。
校長先生は,君たちの姿を1年生のときから見てきています。
この2年間,色々なことがありましたね。コロナもそう。でも,それ以外でも,
思ったように勝てなかったり,上手くなれずに悩んだり,けがをしてしまったり,病気になってしまったり。
顧問の先生とぶつかってしまったり,仲間同士でぶつかってしまったり,本当にいろいろなことがあったと思います。そして,今けがをしている人や病気と闘っている人もいます。
それらの経験を通して今があり,君たちは心も身体も成長しているはずです。
部活動の目的は,大好きな部活を通して,様々な問題に対し,諦めることなく立ち向かう力を身に付けること。
なので,何より大切なことは,勝つことではなく,どの様に引退するかです。
さあ,君たちは,どの様に引退しますか?
明日からの君たちの活躍を期待しています。