8月21日(月),2名の転校生をむかえ,広陵中の2学期が
始まりました。
始業式では,3名の生徒が夏休みの反省と2学期の抱負をお話
しました。
特に,2年生の木屋くんは,夏休み中に栗山町で行われたスケ
ボーの大会で,2位になったことを報告し,これからも上をめざ
して頑張りたいと力強く語っていました。
一方私は,地域のおばあちゃんからいただいた感謝の電話の件の
お話(2年生の二人が子どもの命を救った件)を紹介した後で,
タイパ(タイム・パフォーマンス)も大切だが,時計が刻むクロノス
時間の中で,心理的時間であるカイロス時間を意識してほしいという
ちょっと難しいお話をしました。
簡単に言うと,ときが過ぎることが早く感じるときは,集中して
いるとき。ときが過ぎるのが遅く感じるときは,退屈なとき,つらい
とき,かなしいとき。そんなときには,やるべきことをやってみる。
それでもだめなら,ときの流れに身を任せる。心とからだのためには
じっくりと時間をかけることも大切だという趣旨のお話です。
今の時代,タイパやコスパが重視される中ですが,ときにはゆっく
りと時間を過ごすことも大切ではないでしょうか・・・・。
それにしても,この日も子どもたちは私のお話をしっかりと聞いてい
ました。