6/3(火)第1回いじめ撲滅集会を実施しました。いじめ撲滅標語コンクールの表彰と各学級で取り組んだ撲滅宣言をもとに、生徒会長が宣誓を行いました。
最後に校長先生から、次のお話をいただきました。
******************************************************************************
いじめについて皆さん一人一人が考えてくれ、標語にも応募してくれたことありがとうございました。そして、生徒会からのいじめ撲滅宣言。学校全体でいじめ撲滅の取組をしてくれたこと大変うれしく思います。
学校の中では、「いじめ」という言葉を使いますが
社会にでたら、いじめは人権侵害です。
人権侵害というのは、
人が自分らしく生きることができなくなってしまう行為です。
もし、いじめを受けた人が学校に来られなくなったり、
命に関わる事態が起こってしまったらとりかえしがつきません。
そのときは、もう「傷つけてしまってごめんなさい」では,
すまされないことになってしまいます。
学校の先生やおうちの人だけでは解決できない、
法律に照らし合わせて、対応していくことになってしまいます。
いじめがよくないことは,誰もが知っているのですが,いじめる人の心の中に,意地悪,ねたみ、嫉妬などがあると言われています。これらのことはだれもが抱えていることで,だからこそいじめは誰にでも起こるのです
いじめが起こってしまったら,
もし,自分がいじめられたら・・・,
もし,友達がいじめられていたら・・・,どうしますか?
嫌な思いをしたら一人で抱え込まない、悩まないでまずは相談してほしいのです。助けを求めることは恥ずかしいことではありません。大人でも困ったときには、いろいろな人に相談するのです。それが賢い生き方なのです。
学校には,多くの先生方やスクールカウンセラーの先生もいます。気軽に相談してほしいのです
いじめにはいじめられる人といじめをする人だけではありません。それを黙ってみている人,中に入って助ける人などがいます。ぜひ皆さんには、困っている人や傷ついている人を助ける人になってほしいのです。
自分たちの生活を楽しいものにしていくために,どう行動したらよいのか今一度考えてほしいと思います。