《平成26年度,農園活動・野菜と花の生長日記⑫~ゴーヤ調理Part2》

 5年生が担当し教室ベランダで育てているゴーヤが大きくなり,みんなで調理して試食しました。
 収穫した2本の内1本は,前菜として「ゴーヤとズッキーニのマヨネーズ炒め」にして食べました。フライパンでマヨネーズとゴーヤ・ズッキーニを炒めるだけで,油も味付けもマヨネーズ以外いらないので手軽にできました。
 もう1本は,「ゴーヤチャンプルー」にしました。ゴーヤと,学校園で収穫したニンジン・ズッキーニ,家庭から持ち寄ったキャベツ・タマネギ・シーチキン・ポークランチョンミート,最後にトッピングでミニトマトを添え,かつおぶしをまぶし,食材豊富のとても豪華なゴーヤチャンプルーができました。苦みが薄れて,とても食べやすく,おいしくできました。
 ゴーヤは,ビタミンCをはじめミネラルが多く含まれていて,夏バテ予防や食欲増進に効果があることが以前から知られ,果皮に含まれる苦味の素「モモルデシン」や「チャランチン」という成分に血糖値を下げる効果があることがわかってきました。このため,糖尿病などに有効な食材のようです。他にも血圧を下げる効果も認められています。また,種に含まれる成分にも強い血糖値降下作用や精力増強作用があるようですし,葉や茎の成分には,解毒・鎮痛作用があるようです。余分な葉や茎をバスタブに入れて「にがうり湯」にすると,何らかの効能があるようです。まさに,にがうりに捨てるとこなしです。

 

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