「平成26年度の教育活動を振り返って~校長 中谷扶美子~」 

 雪解けが進んだかと思うと,時ならぬ大雪に見舞われ,季節が逆戻り。けれども,冬は確実に遠ざかり,あちらこちらに春の気配が感じられます。
 
 去る3月20日(金)には,第114回卒業証書授与式を行い,2名の卒業生が本校を巣立っていきました。ご多用の中,ご来賓,地域の皆様,保護者の皆様には多くのご参列と励ましをいただき,心より感謝を申し上げます。卒業生の真剣な瞳にこれからの決意と希望を感じました。2人は,小学校での思い出と,家族や関わった人々への感謝の言葉を大勢の前で堂々と述べることができました。6年間かけて本校で培った「考える子,明るい子,がんばる子,きたえる子」の具現化された姿でした。また,それは,2人の卒業生だけではなく,1年生から5年生までの子どもたち全ての姿としても現れていました。心のこもった呼びかけ・歌声・器楽演奏・しっかりとした行儀,これらのことが感動的で感謝の気持ちが伝わる卒業式を創り上げていました。2名の卒業生が,自分の夢や将来の目標に向かって力強く歩んでいくことを願って止みません。

 平成26年度も本日で修了式を迎えました。本年度も保護者・地域の皆様には,学校の行事をはじめ数々の活動にご支援をいただきました。運動会,学芸会,聖和っ子祭り,輝きの心コンサート,親子キャンプ等,皆様のご協力により充実した内容で進めることができました。また,交通安全街頭指導等,安全面での配慮にも深く感謝申し上げます。

 聖和っ子は,この1年間で各学年がそれぞれ心身共に大きく成長し,子どもたちの顔を見ると,もうすっかり次の学年の準備ができているかのようです。アンケート結果を含む学校評価や学校関係者評価を改善に生かし,次年度も子どもたちに「生きる力」を育むために更なる飛躍を目指します。

  卒業生にとっても,在校生にとっても,新たな希望の春が間もなく始まります。保護者・地域の皆様にたくさんの感謝と新年度も変わらぬご支援をお願い申しあげます。