第6学年国語科「やまなし」の学習指導案の検討
10月18日(水),本校において開催される道教委主催「ほっかいどう学力向上推進事業ミドルリーダー指導力向上研修」における提供授業の学習指導案の検討を行いました。スタッフからは,初めに賢治が「やまなし」を推敲した際の文章の本時での扱いについて,多くの意見が出され,思考のアクティブ化ポイントをどのように設定することが「見方・考え方」を高めるために効果的か,質の高い討議が行われました。
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第6学年国語科「やまなし」の学習指導案の検討
10月18日(水),本校において開催される道教委主催「ほっかいどう学力向上推進事業ミドルリーダー指導力向上研修」における提供授業の学習指導案の検討を行いました。スタッフからは,初めに賢治が「やまなし」を推敲した際の文章の本時での扱いについて,多くの意見が出され,思考のアクティブ化ポイントをどのように設定することが「見方・考え方」を高めるために効果的か,質の高い討議が行われました。
知新小学校の第2学年国語科の授業研究
この日の研修会場は,旭川市立知新小学校です。
第2学年国語科「お手紙」の学習をALPSⅡスタッフである増田展明教諭が公開しました。
「場面の様子や登場人物の心情を想像し,音読の仕方を工夫している。」を目標として,ホワイトボード効果的に使い,子供たちの対話が深まるよう工夫された学習展開でした。行き届いた学級経営により,子供たち同士の対話が印象的でした。
また,国語科は,特に物語の心情や情景の読み取りに終始しないよう,目標を明確にした教師の意図的なリードが必要など意見が交わされました。
オープン校内研修「9月研」パフォーマンス・シートの改善
この日は,朝日小学校の校内研修である「9月研」での公開授業に基づく,第1学年算数科と知的障がい特別支援学級の生活単元学習において,アクティブ・ラーニングの視点からの授業研究を行いました。
1年生の石塚学級は,「3つのかずのたしざん ひきざん」3/3時間の授業で,活用重視の「思考アクティブ化シートB-Ⅲ」をしました。
また,パフォーマンスシートについては,発達段階を考慮してネーミングを「ニコニコ・シート」とし,自己評価に使用する言葉については,分かりやすい表現を工夫しました。
特別支援学級の近田学級は,生活単元学習として,「お月見パーティーをしよう」2/12時間の授業で,課題意識重視の「思考アクティブ化シートB-Ⅰ」を使用しました。
また,パフォーマンスシートについては,個々の実態に応じたパフォーマンス・シートとするため,それぞれに内容が異なる「ミッション・シート」を作成しました。
◆学習指導案につきましては,個別の支援計画でもありますので,掲載はいたしません◆
青雲小学校の第1学年算数科の授業研究
この日の研修会場は,旭川市立青雲小学校です。今年初めて,ALPS2メンバーが勤務する学校での合同研修となりました。
第1学年算数科「どれだけ おおい」の単元です。求差の場面でも減法を用いることができるようになることを本時の目標にしており,友達や教師との対話をアクティブにするため,今日の課題を再確認する手立てがとられていました。
これまでの研究の取組を発表
8月29日(火),独立行政法人教職員支援機構と北海道教育委員会主催による「平成29年度次世代型教育推進セミナー(北海道会場)~アクティブ・ラーニングについて考える~」を開催され,本校より櫻井啓子教諭が,これまでの研究成果と,今後の展望について研究発表を行いました。。
北海道第二水産ビルを会場として、北海道内の学校関係者を中心に164人の方に研究の成果を聞いていただき,ALPSやALPSⅡのこれまでの研究を広めることができました。
研究発表の資料は,こちらからダウンロードできます。なお,当日のプレゼンテーションデータについては,本校に直接お問い合わせください。
第6学年国語科「やまなし」の学習指導案の検討
本授業は,10月18日(水),本校において開催される道教委主催「ほっかいどう学力向上推進事業ミドルリーダー指導力向上研修」において提供するもので,ALPS2のメンバーにとっては,授業者が作成した「たたき台」をもとに,学習指導案をつくり上げていく初めての取組になります。
上川,留萌,宗谷,オホーツク管内の各市町村のミドルリーダーを対象にした授業だけに,ALPS2のメンバーには,気合が入っています。
第4回は,平成29年度第1回推進地域連携協議会として開催
本校の研究は,北海道教育委員会の指定を受けた「課題解決型授業(主体的・対話的で深い学び)に関する調査研究プロジェクト」として推進しています。
この日は,北海道教育大学教職大学院教授の笠井 稔雄様を助言者に迎え,本プロジェクトの推進地域連携協議会を構成している北海道教育庁,旭川市教育委員会,上川教育研修センター,及び北海道旭川東高等学校の担当者に参加していただき,本校の第4学年理科の授業提供(理科専科:福嶋顕勝教諭)や説明・協議等を行いました。
上川教育局の遠藤義務教育指導班主査からは,「主体的・対話的で深い学び」を実現するために必要な指導のポイントを小学校学習指導要領解説総則編に基づき,次の6点示していただきました。
❶全く新しい指導方法を導入しなければならないと,とらえる必要はないこと。
❷指導方法や技術の改善のみを意図することなく,児童の資質・能力を育むための授業改善であること。
❸単元や題材の内容や時間のまとまりを見通し,自分の学びの変容や自覚する場面や,対話によって考えを広めたり深めたりする場面,学びを深めるため子供が考える場面と教師が教える場面の組立てを工夫すること。
❹深い学びのため,物事を捉える視点となる「見方・考え方」を重視指導を行うこと。
❺各教科等の特質に応じた指導を行うこと。
❻基礎的・基本的な俊樹及び技能の習得については,子供に確実に習得させる必要があること。
助言者の笠井教授からは,「主体的・対話的な学び」を構築しつつ,「深い学び」を実現する方向で研究を推進するため,❶育成を目指す資質・能力を単元レベルで指導する工夫や,❷子供の変容をとらえる工夫することなど,今後の研究課題について整理していただきました。
オープン校内研修「6月研」国語科における問題解決的な学習の過程
この日は,朝日小学校の校内研修である「6月研」での公開授業を基に,国語科における単元を通じた問題解決的な学習の在り方を討議しました。
公開授業は,谷口愛教諭による3年国語「気になる記号」と,小倉英輔教諭による4年国語「一つの花」でした。
単元において育てるべき資質・能力と一時間の授業のねらいが,一本でつながるように,朝日小学校では,今年度から「単元マップ」を指導案に冒頭に位置付けるようにしました。そうした「単元マップ」の考え方が,授業レベルでどのように生かされたかを,ALPSⅡのスタッフで討議をしました。
本時レベルで,「単元マップ」の考え方が,より生かされるよう,更に研究を深める必要があります。
当日の討議内容については,次の研修部だよりをご覧ください。
第2回は「単元を通じた学習問題」について討議
第2回の合同研修会は,5月12日(金)に朝日小学校で開かれました。
この日は,朝日小学校の校内研修である「5月研」での授業公開を基に,今年度の研究の方向の具体を討議しました。
公開授業は,宮腰唯導教諭による,5年社会科「あたたかい土地のくらし―沖縄島―」でした。
◆5年社会科「あたたかい土地のくらし―沖縄島―」学習指導案◆
あまり普段見せ合うことのない単元初発の「学習問題づくり」の一時間を公開し,今年度ALPSⅡが主眼を置く,
単元を通じた問題解決的学習の肝となる「単元の学習問題(課題)づくり」のあり方について,討議をしました。
当日の討議内容については,以下の研修部だよりをご覧ください。
平成29年度の研究方向の確認
◆経緯
平成27年度から北海道教育委員会より「課題解決型授業(アクティブ・ラーニング)に関する調査研究プロジェクト」について研究指定を受け,朝日小学校を実践推進校として連携協力校(青雲小,新町小,大有小,近文小,永山西小)と共に2年間,研究を継続・深化させてきました。
今年度,新たに研究指定を受け,義務教育の9年間で近隣の小・中学校(小学校5校と中学校1校)が連携し,「主体的・対話的で深い学び」の推進を通して,新しい時代に必要となる資質・能力を育成することとなりました。
◆第1回合同研修会の内容
実践推進校(朝日小)及び連携協力校(日章小,知新小,青雲小,新町小,中央中)との研究プロジェクト構想
「ALPSⅡ」
(アクティブ・ラーニング・プロジェクト・スタッフⅡ)
・平成29年度の本研究会「ALPSⅡ」の研究推進構想を話し合いました。
① 「主体的・対話的で深い学び」について授業イメージを高める。
② 本校のアクティブ化シートBを取り入れながら実践を進める。
③ 10月開催の指導力向上研修会に向けて(6年国語)に向けて合同で指導案を練る。
⇒単元開発は,実践推進校「朝日小」の実践を中心に研究を進める。
⇒本時の実践は,連携協力校でも学校の実態に合わせて1授業は必ず実践・検証を行う。