研究活動

【研究主題(本年度 1/3年計画)】

 

新しい時代に求められる資質・能力の育成

~教科等横断的な「深い学び」を通して~

 

 本研究は、令和2年度(2020年度)から令和4年度(2022年度)までの3か年研究とし、教育目標の達成に向け、年度の重点目標や生徒の実態を踏まえ、研究対象を学習(全教科・全領域)指導とした。具体的な研究内容は、各教科等で習得した概念や考え方を活用した「見方・考え方」を働かせ、知識を交互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成し表したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりする「深い学び」に向けた方策を探究することである。また、新学習指導要領の中で示され、本校の学校経営の重点としてあげている「基礎的・基本的な知識・技能の習得」、「思考力・判断力・表現力等の育成」、「学びに向かう力、人間性等の涵養」といった、新しい時代に求められる資質・能力の3つの柱を、社会や地域、保護者と連携・協働し「チーム緑中」一丸となり育んでいきたい。

 

 

【ピクトグラムを位置付けた授業改善】

 

 主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を推進するため、教職員支援機構主催の次世代型教育推進セミナーで示されたピクトグラム(子どもの姿)を単元の指導計画に盛り込み、系統的な指導を行っている。また、ピクトグラムのプレートを作成し、板書に合わせて提示することで、生徒自身が学びを自覚しながら学習を進めることができるように工夫している。

 

「主体的・対話的で深い学び」の姿(ピクトグラム).pdf

  

 

【本校で育成を目指す資質・能力】

 

 本校で育成を目指す資質・能力を「主体性、向上心」「規範意識、自己調整能力」「課題設定能力、課題追求能力」「基本的な知識・技能」「コミュニケーション能力、共感的態度」「情報収集能力、情報活用能力」の6つにまとめ、各学年、各教科等の指導に生かしている。

 

本校で育成を目指す資質・能力.pdf