第6回校内研修

 今回は、研究授業を収録した動画を各自あらかじめ視聴し、それについての研究協議を行いました。授業は第2学年理科「生物のからだのつくりとはたらき」。ヒトの感覚器官、運動器官、それらを結ぶ神経系、反射について、実験を通して考察を深めることを課題として展開されました。

 まず、研修部から協議のねらいや柱、進め方について説明がありました。

 

【協議の柱1 主体的・対話的で深い学びについて】

【協議の柱2 ICTの効果的な活用について】

IMG_3263.JPG

 

 協議はグループに分かれて行われ,ワークシートと付箋を活用しながら,柱に沿って成果と課題について意見が交わされました。

 「実験が生徒の興味を引くものになっていた。」「知識を自分の生活と結び付けて考えさせたり、まとめたりすることで、『深い学び』へとつなげられていた。」といった成果の一方、「生徒から『なぜ早くなったのか』という疑問が出そうなので、それを基に課題を示しても良いのではないか(「問題」と「課題」を逆にしてみてはどうか)」等の改善点も挙げられました。

IMG_3265.JPGIMG_3267.JPG

IMG_3273.JPGIMG_3275.JPG

 

 ICTの活用に関しては、「他の意見や考えを含めてまとめる活動が効果的であった。」「ホワイトボードを使うなど、ICTに縛られずに有効な手立てが取れていた。」等、「協働的な学び」につながるものであったという成果の一方、「自分以外の考えを見られるのは良い反面、考える時間を確保する必要もあるのではないか」等、生徒の思考時間の確保についての課題も挙げられました。

IMG_3274.jpgIMG_3276.JPG

 

 今年度の本校の研究の成果が現れ、さらなる授業改善に向けて参考になる授業でした。

 

 学習指導案

 

 校内研修⑥ワークシートまとめ