令和5年度からの研究主題を、「"自ら学ぶ"緑中生の育成~学びのDX実現に向けた「個別最適な学び」「協働的な学び」の創造~」とし、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善に資するよう、これまでの実践とICTを最適に組み合わせることにより、学びの質の向上につなげるための研修体制をさらに高めていきます。
【コンセプト】
・全ての生徒の可能性を引き出す、「個別最適な学び」「協働的な学び」の充実
・対面指導と遠隔・オンライン教育とのハイブリッド化による指導の充実
・"1人1台"を活用して、教科の学びをつなぐ。社会課題の解決に生かす
・異校種や他地域とつながる"深い学び合い"
Society5.0を迎えたこれからの学校教育は「教わる時代」から「学ぶ時代」への転換がより一層重要視されます。その中で教師は生徒の学習を補佐し、生徒主体の学びを促す役割を担うことになります。「課題の解決の見通しは?」「そのゴールは?」「何のツールでどのように進めるか?」「理解できたこと、さらに学びたいことは何か?」といった学びのプロセスを、生徒自身が自分ごととして選択・活用していくために、教師側はツールを与え、気付きを促す手立てを講じる、という役割が重要になります。
また、「情報活用能力」をはじめとした各教科等で育成を図る資質・能力についても、引き続き焦点化を図り、「教科等横断的な学び」の視点での「深い学び」の実現に向けた授業改善に取り組んでいきます。
【研究主題(本年度 1/3年計画)】
"自ら学ぶ"緑中生の育成
~学びのDX実現に向けた「個別最適な学び」「協働的な学び」の創造~
本研究は、令和5年度から令和7年度までの3か年研究とし、教育目標の達成に向け、年度の重点目標や生徒の実態を踏まえ、研究対象を学習(全教科・全領域)指導とする。研究のコンセプトとして
「全ての生徒の可能性を引き出す、個別最適な学び・協働的な学びの充実」
「対面指導と遠隔・オンライン教育とのハイブリッド化による指導の充実」
「"1人1台"を活用して、教科の学びをつなぐ。社会課題の解決に生かす」
「異校種や他地域とつながる"深い学び合い"」
を掲げ、情報活用能力の育成を中心として、ICTを効果的に活用した「主体的・対話的で深い学び」の充実に向けた授業改善についての研究を進める。ねらいを達成するためには、全教職員が学校課題を捉え、目標や課題を共有化し、研究への参画意識を高め、日常の授業改善につなげることが大切である。研究組織の単位の主体を学年部会とすることにより、各学年の生徒一人ひとりの実態を的確に捉えた交流や各専門教科の特性を活かして切磋琢磨したり、教職員相互のコミュニケーションを活性化したりするなどして各学年の同僚性(チーム力)を築きながら、学校の組織力を高めることが重要である。また、研修部、GIGAスクール推進委員会、学年部等を関連付けて機能させることにより、協働体制を確立し、本校の組織力を最大限に発揮した主題研究を推進し、職場内に「教師力を高め、磨き合う校内研究」の雰囲気づくりを大切にした授業改善に取り組みたい。