第7回校内研修

 今回は、今年度の校内研修の成果と課題について、全体で共有を図りました。

 前半は研究主題と研修内容、特に「個別最適な学び」「協働的な学び」の一体的な充実に向けた実践について、個人で振り返りを行いました。

 「指導の個別化」の側面においては、自分たちで課題を見つけ、解決の見通しを図り、解決のために最適なツールを選択・実行しながら、協働的に整理・省察を行うことで学びの価値を確かなものにすること、学習の成果を適切に振り返ることで、何ができたのか、何ができなかったのかを理解し、その克服に粘り強く取り組む力の育成を図ることについて共通理解を図りました。

 また、「教わる時代」から「学ぶ時代」への転換に向け、生徒が端末を積極的に活用しながら、自ら学習を展開させていく「生徒主体の学び」を目指すこと、そのために各教科においては教育課程の見直しを図り、教科の特性を生かした授業改善に努めることなど、次年度に向けた展望についてグループ交流が行われました。

 

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 後半は、「今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会論点整理(令和6年9月)」及び「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問、令和6年12月)」を受けて、学習指導要領の趣旨である「資質・能力の育成」の実現の重要性について、全体で再確認を行いました。

 次年度は研究主題の3年目となります。これまでの研究のまとめと共に、更なる授業改善に向け3部会で実践・検証を深めるなどして、教員の資質能力の向上を目指していきます。

 

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