生徒会本部の公約の第2弾が行われてます!
体育館廊下に,「絵馬ボックス」をつくり,
「何か願いを叶えたいのなら,その願いを絵馬に書き綴るべし」
として,下の写真のようなものを設置してます。
絵馬の中には,「3年生のみんなが希望の進路を実現できますように」
などすばらしいたくさんの絵馬が貼られています。
本校の子どもたちの「知恵と勇気と優しさ」を感じます。
生徒会本部役員のみなさん,素敵な活動,ありがとうございます。
ぜひ,ご来校のときには,ご覧ください。
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2月2日(木),校則についての集会を開きました。
これは,今まである校則について,子どもたちにとって中学生らしく,安心・安全に
学校生活を送ることができるように,先生と生徒が共に意見を出し合い,見直しを進
めていく現在進行形で取り組んでいるものです。
本校の生徒会が,生徒アンケートを実施し,それらの結果を参考にしながら,
先生方で協議し,校則の見直しについて進めています。
今回は,すぐに改善のできるものとして,集会を行い,全校生徒で共通理解を
図りました。
今後とも先生,生徒と話し合いを持ちながら,校則の見直しについて進めていき
ます。
教頭先生曰く,「うちの生徒の集会に参加する態度,本当にすばらしいですね!」
と感心していました。
私もそう思います。
1月24日(火),西原さつき 様を講師にお招きし,LGBTQに関する
講演会を行いました。LGBTQとは,
Lesbian(レズビアン=女性同性愛者)、Gay(ゲイ=男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシャル=両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー=心と体の性が異なる人)、Queer/Questioning(クィアまたはクエスチョニング=性的指向・性自認が定まらない人)の頭文字をつなげた略語で、いわゆる性的少数者(セクシュアルマイノリティ)の総称です。
私は,全ての人が自分らしく生きていける社会を実現するためには,性的少数者についての事を学ぶことは大切なことであり,その事を知識として知った上で,全ての人に優しい社会を目指す必要があると考えます。
そこで,今回,新しい制服をつくるという機会を利用し,LGBTQに関わる講習会を行うこととしました。
トランスジェンダーである講師の西原様には,ご自身の経験談を交え,「自分らしく生きていくこと」をテーマに本校生徒の心に響くとても優しい語り口ですばらしいお話をしていただきました。
下の写真からも子供達が積極的に参加していた様子がうかがえました。
このような素敵なお話をしていただき,西原様におかれましては本当にありがとうございました。
1月18日(水),看護士でありながら,写真家として
ご活躍していらっしゃる半田菜摘さんを講師にお招きし,
2年生の職業講話を行いました。
本来であれば,宿泊研修のプログラムの中に組み込まれ
た講話で,半田さんのお話を聞いた後,旭山動物園で,動物
たちの写真を撮る予定でした。
宿泊研修が延期になり,講話のみをしていただくこととなりましたが,
子どもたちの心に響くとてもすばらしいお話でした。
子どもたちの感想からもその様子をうかがうことができました。
いくつか,感想をご紹介します。
・やりたいことが見つかってからやるのではなく,やりたいことを自分で
見つけるという言葉が心に残りました・・・(略)
・収入のためではなく,やりがい,社会貢献を目的に働いている人がいる
ということを知った・・・・(略)
・自分も働くのは,収入を得るためだと考えていたけど,今日の講話を聞
いて,やりがいを感じるために働きたいと思いました・・・・(略)
・「働く」ということは,お金や収入を多く得るのが一番いいと思ってい
たけど,そこにやりがいを感じて,誰かのためになることが大切だと分
かりました・・・・(略)
・「ありがとう」と言われるとやりがいにつながること。1つの物事を認
めてもらいたいなら,全力で頑張ること。日が暮れるまで待つ勇気が待
ったことの報われになること。努力を続けると,見た人に努力が伝わり,
応援してくれること。自分の得意なことを生かして貢献することなど,
目標がない私にも何か新たな発見があるかなと希望になりました。
まだまだすばらしい感想がたくさんありました。
半田さん,本校の2年生に働くことの意味や素晴らしさを教えていただき,
ありがとうございました。
また,2年生のみなさん,これからは,半田さんの講話のことを思い出し,
自分の未来を見つめながら生活してくださいね。
北海道の冬には雪があり,この季節,除雪が大変です。
今日から3学期が始まりましたが,朝,教頭先生と主幹の先生との
打ち合わせの中,私を含めた3人みんなが「腰が痛い!」という
言葉を発しました・・・・・。
除雪によるものです。
先日は,マイナス20度を超える日があるなど,いよいよ冬本番。
そんな中,私が習慣にしている週末のランニングをしていると,
とてもきれいな景色が目に入り,思わず写真を撮りました。
黒と青とオレンジが絶妙な感じで溶け合い,心洗われるような
景色でした。
冬は寒いし,除雪もあるし,大変な季節ですが,そんな反面,
とても美しい姿も見せてくれます。
この年末年始,私自身も色々なことがありました。
そんな中,大谷翔平選手や松岡修造さんも影響を受けたという
中村天風さんのことを知り,私はランニングをしながら,この
世の色々なできごとは,見る角度によって,その見え方が違う
ことを改めて感じ,マイナスな感情も心の持ち方ひとつで変わ
るということを実感し,始業式のお話を考えました。
中村天風さんの「人間の健康も運命も心ひとつの置きどころ」
という言葉を引用しました。
「今自分が置かれている現状は,心の持ち方ひとつで変わります。」
「人は生きていると腹が立つことや悲しいこと,なんで自分だけこんなに
不幸なんだなど心が負の感情に覆われるときがあります。そんなときには,
まずは,自分を客観的に見つめ,ありのままの自分を受け入れ,自分の感情
をコントロールし,やるべきことを考え,行動しましょう」というお話を
しました。
今年は,癸卯(みずのとう)です。今までのことに一区切りし,新しいこと
が始まる年と言われています。
コロナの収束を含め,全ての人にとって平凡でもいいので,安心・安全な生活
が戻ってほしい・・・。
12月23日(金),2学期の終業式をむかえることができました!
色々なことがあった2学期でしたが,どの学年の子どもたちも本当に
成長しました。
1年生の代表生徒は,中学生らしい学校生活を送ることができるよ
うにみんなで協力して頑張ることができたこと。冬休みには,部活が
んばりたいということをお話していました。
2年生の代表生徒は,コロナになって色々なことが制限され,普通
であることが幸せなことであること。そのため,普段の生活を大切に
したいこと。宿泊研修ができることを幸せに感じ,準備を進めていき
たいことなどのお話をしていました。
3年生は,広陵祭でみんなと協力して頑張ることができたこと。冬
休みは希望の進路実現に向けて頑張ること。そして,残された中学校
生活を大切に過ごしたいことなどのお話をしていました。
私からは,各学年の子どもたちへのメッセージと来年の干支について
のお話をしました。
あいかわらず,しっかりとお話を聞く子どもたちです。
来年は,癸卯(みずのと う)で,「寒気が緩み,新しい芽が出る年」
だそうで,1603年,徳川家康が征夷大将軍に任命され,江戸幕府が
開かれた年です。
みなさんにとっても「努力してきたことが実を結ぶ年」になることを
お祈りします。
その様子は,一部学校だよりに紹介しておりますので,そちらをご
らんください。