白い冷気に包まれた朝は、まるで冷蔵庫の中のようでした。しかし、生徒が登校する時にはまぶしい日射しが溢れていました。
今日は旭川西高の生徒4名がインターンシップとして本校を訪れました。中学生同様、職場体験といったところです。
朝の会では配属になった1年各クラスで紹介や質問コーナーがあったり、授業を見て授業の進め方や生徒の様子を観察したり、最後には教壇に立って自身の得意教科の学習法などを話しました。生徒の皆さんも納得できるアドバイスがあったことでしょう。
最後に4人に感想を求めると、「緊張はしたけれど、生徒が自分の話に反応してくれて良かった。うれしかった」と答えてくれました。今日はいつもと違う「教える」立場を味わうことで、「学ぶ」こともたくさんあったと思います。
そして、今日の4人は、皆さんの近未来です。こうやって一歩一歩、社会人に近づいていくのですね。



うっすらと雪化粧された週初めの朝です。11月も今週いっぱい。今の状態はいつまで続くのでしょうか。
今日は、午後から2年生2クラスを対象にした先生方の授業研究を行いました。
1組は保健体育の器械運動・マット運動に取り組みました。授業者の旭先生は、「仲間同士で声を掛け合い、技の改善や習得を図る」ことを課題にして、個人での技の習得から集団での発表と認め合いに高めながら、学習を深めようと授業を組み立てました。
2組の数学はTTの形で増子先生と大友先生がついて、合同と証明を学びました。特に今日はこれまでのまとめとして、自分の思考を「証明」として書き表す難易度の高い内容で、自分に合った課題レベルを選択して、一人であるいはグループで取り組みました。
二つの授業とも、本校のテーマである「主体性の育成」というねらいをもって構成しましたが、生徒たちは一人一人が生き生きと授業に参加し、「わかった、できた」実感を育んでいるように感じられ、皆さんのお陰で意義のある研究授業となりました。協力ありがとうございます。








2、3日前の天候がウソのように、季節が巻き戻った感じです。今年もやはり本格的な積雪は12月からなのでしょうか。
しかし、時間は確実に前に進んでいます。3年生が卒業アルバムの制作に向けて写真選びを始めました。
バランスよく、ちゃんと全員の写真を拾っているか、膨大な数の中から印象深いベストショットを選べているか...その時を懐かしく思い返しながらの作業は楽しくもありながら、神経を使うことでしょう。そして、もう卒業への歩みが始まっていることを実感します。
一方、1・2年生は来週木金の期末テストに向けて頑張ってくれることでしょう。特にこの土日は「稼ぎ時」。心穏やかに年末を迎えられるか否かは君たちにかかっています。ちなみにタブレット持ち帰りで学習記録を管理していますが、有効に活用していますか。計画性が身につけばよいなぁと思います。
今は自分のことで精一杯でしょうが、明日は「勤労感謝の日」であることをお忘れなく...。




ガスがかかったようなはっきりしない朝ですが、雪の季節には足踏みです。
3日連続で1年生の話題になって恐縮です。今日の午前中、伝統文化体験として音楽の時間に琴の演奏に挑戦しました。
1音1音を、響き渡る高い音で明快にはじき出す「さくら」。ベテランの講師の先生は、一人一人丁寧に、そして専門家らしく迫力をもって力強く指導してくれました。生徒は慣れない楽器でしたので、確かめるように集中力をもって取り組んでいて、その姿は真剣そのもの。緊張感のあるよい時間を過ごしました。
帰り際、先生に一言、「素晴らしいご指導をありがとうございました」と伝えると、「子どもたちは上手に引けるようになりましたので、私たちも楽しかったです」とおっしゃってくれました。たった1時間の授業ですが、未経験の文化であっても真剣に取り組むことでたくさんのことをつかめるものだなぁと感じた次第です。




雪が収まったあとはツルツル路面。典型的な冬道の朝となりましたが、昼にはすっかり解けていました。体調を崩す人が見られるようになっています。健康管理に気を配りたいものです。
昨日ですが、1年生は先日行われた専修学校訪問のまとめを作成して貼れるようにしたり、それまでの掲示物などを外して一新する準備を進めていました。学習時間とは違う表情はとても伸びやかで和んでいます。11月も半ばを過ぎましたが、新装効果によって気持ちもリセットできるとよいなぁと思います。来月の参観日にはご覧いただけるものと思います。
また、1年生は年末までに一人毎日3時間!を目標とした家庭学習奨励の活動を進めています。これはかなりハードルが高いなぁと思ってしまいますが、学年の生徒と先生とで割り出した数字です。達成の先にあるクリスマスプレゼント「学年レク」に行き着けるか...。毎日の推移を楽しみにしているところです。




一夜にして雪景色が広がりました。いよいよ雪かきの季節かぁ...と思ってしまいます。生徒の皆さんも今日からは防寒の装備を十分に行っての登校になりました。
昨日、旭川中央警察署生活安全課少年係長の富樫様をお招きして、1年生を対象とした「生命の安全教室」を行いました。
講話では様々な犯罪を紹介して、友達・仲間の人権を尊重する重要性を前置きとして話されました。
話題の中心は「ネット犯罪」。その手口と相談窓口を紹介しつつ、少年犯罪のほとんどにスマホが関わっている実態とトラブル回避に向けた正しい利用の仕方、身の守り方、大人への相談など詳しく説明していただきました。
特に性的画像の被害が全国で発生している現状は人ごとではありません。この場の挙手によると、SNSの利用は本校1年生の場合でもほとんどでした。今日の学びを心に刻み、今以上にトラブル防止を心がけましょう。





季節の針が進み、ついに積雪の時を迎えました。ドカ雪が心配されるとの長期予報にちょっと不安を覚えます。寒くなってふとんが恋しい時期となり、登校時間も遅れがちですから、今一度生活リズムを作り直す必要があります。
3年生はそんな気分を戒めようと、先生方が、朝の会の前に「ラジオ体操」を行うことを提案・実行し、朝から活力ある生活を作ろうとしています。また、気持ちよく快適に過ごしてもらいたいという思いから、生徒の登校前に教室環境を整えている先生の姿も見ます。3年生の先生方の工夫を受け止めて、これからの受験勉強に向かってほしいと思います。
さて、残念ながら写真はありませんが、女子バスケットボール部が地域リーグ戦で「新チームでの記念の1勝」を挙げました。
顧問の旭先生は「粘り強いデフェンスで、最少失点に抑えられた。また、練習してきたパターンで得点できたことも収穫でした」と大いに喜んでいました。一歩また一歩と成長してくれることでしょう。これからの壁に向かう時、何よりもチームワークを大切に...。


わずかに小雨がおりる朝です。それでも本格的な雪の季節まではもう少し踏みとどまっている、といったところでしょうか。
職員室から眺めるグラウンドははつらつと運動する生徒がいなくなって寂しい限りです。その分、外の部活動も体育館に入ってきて、屋内でにぎやかに活動を進めています。
ソフトテニス部は一人一人が基本的なストロークを丁寧に学んでいます。インドアの大会も盛んで、もう夏だけの競技ではなくなっているので大切な錬磨の期間です。
一方、卓球部は狭いスペースでも練習可能なため、体育館フロアで、空き教室で日々反復練習を繰り返しています。今年から外部指導者の林先生も加わって専門的な技術を教えてくれています。卓球部といえば、職員室前の部活動連絡版にずっと掲げられている「挨拶・返事・整頓」が浮かびます。卓球を通して基本的な生活習慣を身につけて「上代出場」を目指す...それは部活動の大切なあり方だと感じています。ぜひ、折に触れて自分をふり返ってほしいと思います。






急に冷えた朝。全道では氷点下10℃以下の地点も。川霧が雲海のように広がり、山々は朝日を浴びて、白く輝いています。
寒くなってきて登校時刻ギリギリも増えてきました。時間にゆとりを持った行動が事故防止につながります。
今週は「三者懇談」を行っています。学校生活全般や学習・進路など多岐にわたって情報交流がされていることと思います。特に3年生は進路が次々と決定されていることでしょう。目標が定まってホッとすることなく、ここが受検の第一歩です。
相談待ちをする親子で掲示物を見たり、相談が終わって温かい雰囲気で会話しながら帰って行く様子を目にすると心安らぐ感じがします。そんなささいな会話を大切にしたいものです。ぜひ、この懇談を機会に親子の歩みを一つにしてほしいなぁと思います。
1・2年生はあと1日。3年生は来週にも渡りますが、お仕事を休まれてのご来校、保護者の皆様の御協力に感謝いたします。


週末の郊外で「これは白磁の置物か」と思えるほど見事な白鳥が休んでいました。渡り鳥の季節なのですね。今朝は幾分日射しも見えました。
今、学校では来月に予定されている「いじめ撲滅集会」に向けての取組が行われています。
先日は各クラスの朝の会で、生徒会が作成したメッセージ動画を視聴し、付箋に決意を書き込みました。
私が感心したのは、自分は撲滅に向けてどう関わるか、いじめ問題を一人一人が自分事として捉えるために、「私は......したい」という書き方を心がけたことです。そして、次のステップは、決意を言葉だけで終わらせない実行です。この後、生徒会役員がどのように集会に生かし、まとめていくか、期待したいと思います。



