研究活動

トップページ > 研究活動

第3回校内研修(令和8年度緑が丘校区小中合同研修会)

 今年度から緑が丘中学校区4校は、新たに生成AIパイロット校の指定を受け、旭川市教育実践推進事業と並行する形で、教育DXの推進に向けて研究を進めていくこととなりました。それに伴い、今年度も「緑が丘校区小中合同研修会」を実施し、実践交流や最新の教育情勢についての講義を通して、小学校同士の「横のつながり」や小中連携の「縦のつながり」を深めました。

 前半は、「学習指導」「生徒指導」「ICT教育」「特別支援教育」の4つの小中混合グループに分かれ、自校での実践や実践上の課題などについて交流を行いました。「学習指導」グループでは、「確かな学力の育成」をテーマに、授業づくりや学級づくり、習慣づくりについて交流を深め、参加者からは「他校の先生方から学ぶことが多くありました。宿題一つとっても、やり方はさまざまで、自分の学級を見直すきっかけとなりました。」といった声が寄せられました。また、「生徒指導」グループでは、さまざまな特徴や特性のある生徒への理解、不登校児童生徒への対応や保護者との関わり方など、具体的な悩みを基に交流を深める様子がうかがえました。

 

IMG_4696.JPG IMG_4697.JPG

 

IMG_4699.JPG IMG_4701.JPG

 

 後半は、授業改善のベースとなる「自己調整学習」を柱としながら、「個に応じた学習過程の充実」や、それに向けたICT活用の在り方、特に授業での生成AIの効果的な活用について理解を深めるため、合同会社LTS代表、学校DX戦略アドバイザーの 菅野 光明 様に講演を行っていただきました。

 「自己調整学習」は、子どもが自分で学びの見通しをもち、学びに必要な情報を取り出し、情報を整理・分析したりして理解を深め、学び方を振り返って次につなげるといったさまざまな学習方略が重要であり、教師には学びの「選択肢」を増やし、子どもの学びを支えることが求められること、また、すぐに成果を求めるのではなく、日々の授業で学習の自己調整の基礎を育てることなどについてお話しいただきました。

 生成AIの活用については、まずは校務での活用などを通して生成AIの特性を知るなど、教師が活用の「感覚」を身に付けるところから始め、職員室の「土台」ができたら「子どもの活用」へというように段階的に進めること、また、生成AIが答える仕組みを理解し、精度を上げるためにプロンプトの工夫を図ることなどの示唆をいただきました。

 

IMG_4705.JPG IMG_4708.JPG

 

IMG_4709.JPG IMG_4712.JPG

 

 今回も、小中合わせて100名近い先生方に熱く語り合っていただきました。閉会アンケートでは、「新たな視点があり、『そうなんだ』という声が挙がっていて良かったと思います。」「昨今の教育のトレンドについて理解できた。明日からの授業実践に生かせそうなことがたくさんあってありがたかった。」など、ほぼ全ての先生方から「参考になった」「また参加したい」という回答をいただきました。

 また、「特別支援学級の児童生徒が中学校から先、高等学校などの進学先を一覧表にして、将来どうつながるかを小学校と共有するとよいという話になりました。ぜひ、そうしていただきたいです。」「他の学校の小学1年生担任とチャットができて、『こんなことしました!』という情報を共有することで、互いに学び合えると思いました。」など、参加者自身から新たな提案がいくつも生まれたことも大きな収穫でした。

 今回は、旭川市教育実践推進事業に関わる市内小中学校の先生方にも数多く参加していただきました。本研修会のように、市内のさまざまな地区で小中連携の輪が広がり、子どもたちの学びの向上が図られるよう、これからも横のつながりを大切にしていきたいと思います。参加された先生方、お疲れさまでした。

第2回校内研修

 今回の研修では、生成AIを授業で使う際の留意点についての講話を元に教科部会での交流を行いました。生成AIは、生徒の学びを深める「頼れるパートナー」や「壁打ち相手」として、以下のような場面で効果を発揮すること再確認することができました。

 

アイデア出しの補助: 読書感想文や自由研究のテーマ選定など

 

学習の個別最適化: 専門用語を「中学生にわかるように」噛み砕いて解説させる

 

言語学習・思考の整理: 24時間いつでも行える英会話の練習や、対話を通じた考えの深堀り

  

 ハルシネーションへの対策や個人情報の保護、エコーチェンバーなどに気を付けながら、「学ぶために」使うという視点を忘れずに活用を進めたいところです。

 また、国語科の「枕草子」で生成AIを活用した実践が紹介されました。「『をかし』の情景を捉え、絵で表現しよう」という目標に対して、これまでは、「教科書やワークの挿絵が頼りで、生徒が全員同じイメージしかもてず、多様な理解や表現に結びついていなかった。」という課題が見られました。しかし、画像生成AIを活用することで、生徒それぞれが的確なイメージを表現するために、教科書本文を正確に理解しなければならず、何度も立ち返ることで自ら学びを深める様子が見られました。また、生成した画像を共有することで、多種多様な情報に触れ、協働的な学びへと繋がっていきました。

 教科部会では、今後の授業や教材研究において、どのように生成AIを使っていくかを話し合いました。「使うこと」自体が目的にならずに、今年度の研究主題をふまえた「自ら学ぶ」「深い学びにつなげる」ことを意識して、子どもたちの「資質・能力の育成」が図られる実践を模索していきたいと思います。

 今後は、それぞれの部会で挙がった成果や課題を踏まえ、さらに授業実践・交流を深めていきます。6月から授業交流月間が始まります。各教科の実践については、随時ホームページで紹介していきます。

IMG_4686.JPGIMG_4692.JPGIMG_20260515_101245.jpgIMG_4691.JPG

第1回校内研修

 今年度は、新たな3か年研究の1年目として、研究主題「"自ら学ぶ"緑中生の育成~生成AIの活用を念頭に置いた深い学びの創造~」のもと、校内研修をスタートしました。これまで取り組んできた「個別最適な学び」「協働的な学び」等の成果を生かしながら、学びのDXをさらに発展させ、生徒が主体的に学びを進めていく力の育成を目指していきます。

 近年、生成AI(ChatGPT や Gemini 等)をはじめとする新たなデジタル技術が急速に普及し、社会や生活の様々な場面で活用されるようになってきています。こうした変化を踏まえ、学校教育においてもICTの活用をさらに発展させながら、生成AIを含むデジタル技術を適切に活用した学習環境の在り方や授業づくりについて検討していく必要があると考えます。また、学習指導要領においても、情報活用能力が学習の基盤となる資質・能力とされており、デジタル技術の進展とともに、その重要性は一層高まっています。本校においても、昨年度の学校評価アンケートや授業アンケートの結果から、学習が苦手な生徒に対する個別最適な学びの充実や生徒が自ら課題を見いだし、学びを調整しながら深めていく力の育成が課題となっており、その実現に向けた手立ての一つとして、ICTや生成AIの適切な活用について検討していきます。

 今年度は、まず教職員が校務や授業設計の段階で生成AIに触れ、その可能性と課題を実感することを大切にしながら、授業実践へとつなげていく基礎段階として位置付けています。今後も校内での実践や気付きの共有を重ねながら、「自ら学ぶ」緑中生の育成に向けた取組を進めてまいります。 

 

IMG_4669.JPGIMG_4672.JPG

 

 今年度も1人1台端末を活用した授業の様子や、公開授業の様子について随時お知らせしていきます。よろしくお願い致します。

 

教科部会活動計画(国語).pdf

教科部会活動計画(数学).pdf

教科部会活動計画(社会).pdf

教科部会活動計画(理科).pdf

教科部会活動計画(英語).pdf

教科部会活動計画(保体).pdf

教科部会活動計画(芸能).pdf

教科部会活動計画(特別支援).pdf

第7回校内研修

 今回は、今年度の校内研修の成果と課題について、全体で共有を図りました。

 前半は研究主題と研修内容、特に「個別最適な学び」「協働的な学び」の一体的な充実に向けた実践について、個人で振り返りを行った後、各教科で交流を深めました。

 

IMG_4666.JPGIMG_4657.JPG

 

 後半は、学校経営方針及び生徒対象アンケート結果等から挙がった本校の課題と、改善の方向性について、研修部から提案がありました。

・個別最適な学びの機会の提供

・「自己調整力」を育む指導の工夫

・教職員の業務効率化とウェルビーイングの両立

 

 これらを基に、次年度からは新たな研究主題を設定し研究を進めていくことになります。学習指導要領の改訂に向けた動きが進む中、リーディングDXスクール事業指定校として積み重ねた3年間の実践を活かしていくために、全教職員が力を合わせて取り組んで行くことを確認しました。

 

IMG_4661.JPGIMG_4662.JPG

IMG_4663.JPGIMG_4664.JPG

第5回校内研修(10/31「授業公開・校内研修」)

 今回は「授業公開・校内研修」を行いました。

 昨年に引き続き、中村学園大学教育学部教授であり、文部科学省の学校DX戦略アドバイザーを務めている 山本 朋弘 様にお越しいただき、授業参観、講演をしていただきました。

 

DSC04762.JPG DSC04763.JPG

 

 講演では、令和の日本型学校教育の実現に向けて、学びの形態や方法を学習者が決定し、学びを進める自己調整学習を取り入れることや、自分ごとに置き換えた課題について深い学びを進めることで、子供に"はがれない"知識を与える工夫など、本校の研究主題である「自ら学ぶ緑中生の育成」の実現に向けて、たくさんのご示唆をいただきました。

 参加者からは、「ICTを活用しながら自己調整学習を促していく具体的なイメージができました。」「これまで明確にできなかった自由進度学習について、理解が深まりました。また、協議の中で、困り感や取組のねらいについて情報共有することで、自分の考えを深めることができました。」といった感想をいただき、自校での今後の取組に活かしたいと感じた方が多くいらっしゃいました。

 

DSC04765.JPG DSC04766.JPG

 

DSC04770.JPG DSC04771.JPG

 

 当日は、道内外の教育委員会の方々や多くの先生方にご来校いただきました。

 今回の研修を受けて、本校の研究をさらに深め、その成果を還元していきます。

 たくさんのご参加、ありがとうございました。

【再掲】10/31「授業公開・校内研修」のお知らせ

 リーディングDXスクール事業指定校の旭川市立緑が丘中学校で、ICTの日常使いとして全学級の授業公開及び校内研修を実施します。

 今年度の授業公開は以下の予定となっております。

 1-1社会 1-2理科 1-3数学 1-4国語 1-5保体 1-6英語

 2-1社会 2-2英語 2-3国語 2-4家庭 2-5美術

 3-1理科 3-2音楽 3-3数学 3-4英語 3-5技術

 特別支援学級2学級

 

 また、校内研修講師として、文部科学省学校DX戦略アドバイザーの 山本 朋弘 先生をお招きして講演を行います。

 是非、ご来校いただければと思います。

 

下の申込フォームにてお申込みください。入力されたメールアドレス宛に、後日研修会専用サイトのURLを送信致します。

申込フォーム

 

なお、研修終了後、研修履歴を全国教員研修プラットフォーム(Plant)に入力をお願いします。

入力方法については、下の資料を参考願います。

Plantの研修履歴入力方法.pdf

 

スライド150.jpg

第4回校内研修

 本日の研修では、前半にLDXの視点における授業改善の工夫について、研修部から実践例を含めた説明があり、それぞれ理解を深めました。後半は「個別最適な学び部会」「協働的な学び部会」「未来の学び部会」の3つに分かれて、これまでの実践交流及び10月31日(金)に実施する授業公開の内容の方向性について意見交流を行いました。

 

IMG_4636.JPGIMG_4638.JPGIMG_4644.JPGIMG_4647.JPG

 

 今年度、各部会で進めている授業改善の具体については、10月31日(金)の授業公開の中で参加者の皆様にご紹介していければと考えております。お時間がございましたら、是非足を運んでいただければ幸いです。

 申込についてはトップページの「10/31「授業公開・校内研修」のお知らせ」よりフォームにてお願い致します。

10/31「授業公開・校内研修」のお知らせ

 リーディングDXスクール事業指定校の旭川市立緑が丘中学校で、ICTの日常使いとして全学級の授業公開及び校内研修を実施します。

 今年度の授業公開は以下の予定となっております。

 1-1社会 1-2理科 1-3数学 1-4国語 1-5保体 1-6英語

 2-1社会 2-2英語 2-3国語 2-4家庭 2-5美術

 3-1理科 3-2音楽 3-3数学 3-4英語 3-5技術

 特別支援学級2学級

 

 また、校内研修講師として、文部科学省学校DX戦略アドバイザーの 山本 朋弘 先生をお招きして講演を行います。

 是非、ご来校いただければと思います。

 

下の申込フォームにてお申込みください。入力されたメールアドレス宛に、後日研修会専用サイトのURLを送信致します。

申込フォーム

 

なお、研修終了後、研修履歴を全国教員研修プラットフォーム(Plant)に入力をお願いします。

入力方法については、下の資料を参考願います。

Plantの研修履歴入力方法.pdf

 

スライド150.jpg

第3回校内研修(令和7年度緑が丘校区小中合同研修会)

 一人一台端末を活用した個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向け、緑が丘校区小中4校で実施しているリーディングDXスクール事業(LDX)について理解を深めることや、自校での実践について情報交流を深めることで、小学校同士の「横のつながり」や小中連携の「縦のつながり」を一層強め、今後の指導に役立てることを目的として「緑が丘校区小中合同研修会」を行いました。

 昨年に引き続き2回目の開催となります。講師は合同会社LTS代表、文部科学省の学校DX戦略アドバイザーを務めている 菅野 光明 様にお越しいただき、小学校での授業参観及びグループ協議やパネルディスカッションでのご助言をしていただきました。

 

Image_20250627_162259_775.jpeg Image_20250627_162259_394.jpeg

 

 前半のグループ協議・全体交流では、「LDXスクール実践で良かったこと・困ったこと」「『教える』と『委ねる』の境界線はどこ?」の二つの柱について、小中混合のグループで、自校の実践を交えながら協議を行いました。高学年グループからは「共有が増えたことで、子どもたち同士で学ぶ良さについて気付くことができた」といった成果が上げられました。また、特別支援教育グループからは「委ねるのが難しい場面もあり、しっかり教えることも大事」という意見も寄せられました。普段交流の少ない校種間での情報交流により、新たな発見をすることができた先生方が多く見受けられました。

 

Image_20250627_162258_505.jpeg Image_20250627_162258_723.jpeg

 

Image_20250627_162300_263.jpeg Image_20250627_162300_561.jpeg

 

 後半は、次年度より端末がiPadからChromebookに移行されることを見越して、「LDXスクールはChromebookでどうなる?」というテーマでパネルディスカッションを行いました。はじめに旭川市教育委員会学務課ICT担当者から経緯について説明いただき、次いで市内小中学校の実践紹介、その後、課題などについて率直な意見が交わされました。また、フロアの先生方はGoogleチャットを使い、気がついたことや感想などをリアルタイムに送っていただきながら、活発な意見交流を進めることができました。

 コーディネーターを務めていただいた菅野様からは、「低学年のうちから、しっかり「見方」「考え方」の基礎を育てること」「主体的・対話的で深い学びを目指すためには、4~5月の指導が勝負。この期間に、教師は教科の学び方を示し、きちんと教えることが大切であること」といったご助言をいただきました。

 ICT活用の最先端を走っている学校でも、1番力を入れているのが年度当初の基礎作りだそうです。デジタルを活用した先行事例ばかりに目が行きがちですが、その土台には徹底した教科書の読み取り等があり、そうした基礎の着実な積み重ねが、1年の学びの中で最も重要だということ、そして「教える」ことと「委ねる」ことのバランスや、「教える」から「委ねる」へのタイミングについて、全体で理解を深めることができました。

 

Image_20250627_162259_523.jpeg Image_20250627_162300_094.jpeg

 

Image_20250627_162300_433.jpeg Image_20250627_162259_038.jpeg

 

 今回も、小中合わせて100名近い先生方に熱く語り合っていただきました。閉会アンケートでは「若い世代が熱心に取り組んでいるところが良い。ベテランがこれまでのアナログでやってきたことを、DXによってこんなに便利で効果的になるということを熱弁してもらうのもいいと思いました。」「貴重な学びを得たと思っています。管理職として役割を見直す機会になりました。」等、ほぼ全ての先生方に「参考になった」「また参加したい」という回答をいただきました。

 今回の研修を受けて、各学校が個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けて知見を広げ、小中が連携しながらLDXの推進が図られることを期待しています。

第2回校内研修

 本日の研修では、「個別最適な学び部会」「協働的な学び部会」「未来の学び部会」の部会毎に、これまでの授業実践交流を行いました。

 「個別最適な学び部会」では、学年の発達段階に応じて、一斉授業と生徒に委ねる時間のバランスの取り方が大切であるということを再確認しました。また「協働的な学び部会」では、自己調整や自己決定の場面は解き方に関わる部分で、問題演習の場面では各自で多数の解法の中から選択して取り組むように指導するなど、改善点が挙げられました。「未来の学び部会」では、GoodnotesやNumbers、YouTube動画など課題解決のツールの選択肢を広げることで、教え合う光景が多く見られたという成果が共有されました。

 

IMG_4596.JPGIMG_4600.JPGIMG_4601.JPGIMG_4603.JPG

IMG_4604.JPGIMG_4608.JPG

 

 今後は、それぞれの部会で挙がった成果や課題を踏まえ、さらに授業実践・交流を深めていきます。6月から授業交流月間が始まります。各教科の実践については、随時ホームページで紹介していきます。

 

Access
〒078-8303
旭川市緑が丘3条4丁目

TEL:0166-65-6367
FAX:0166-65-7982