季節の針が進み、ついに積雪の時を迎えました。ドカ雪が心配されるとの長期予報にちょっと不安を覚えます。寒くなってふとんが恋しい時期となり、登校時間も遅れがちですから、今一度生活リズムを作り直す必要があります。
3年生はそんな気分を戒めようと、先生方が、朝の会の前に「ラジオ体操」を行うことを提案・実行し、朝から活力ある生活を作ろうとしています。また、気持ちよく快適に過ごしてもらいたいという思いから、生徒の登校前に教室環境を整えている先生の姿も見ます。3年生の先生方の工夫を受け止めて、これからの受験勉強に向かってほしいと思います。
さて、残念ながら写真はありませんが、女子バスケットボール部が地域リーグ戦で「新チームでの記念の1勝」を挙げました。
顧問の旭先生は「粘り強いデフェンスで、最少失点に抑えられた。また、練習してきたパターンで得点できたことも収穫でした」と大いに喜んでいました。一歩また一歩と成長してくれることでしょう。これからの壁に向かう時、何よりもチームワークを大切に...。


わずかに小雨がおりる朝です。それでも本格的な雪の季節まではもう少し踏みとどまっている、といったところでしょうか。
職員室から眺めるグラウンドははつらつと運動する生徒がいなくなって寂しい限りです。その分、外の部活動も体育館に入ってきて、屋内でにぎやかに活動を進めています。
ソフトテニス部は一人一人が基本的なストロークを丁寧に学んでいます。インドアの大会も盛んで、もう夏だけの競技ではなくなっているので大切な錬磨の期間です。
一方、卓球部は狭いスペースでも練習可能なため、体育館フロアで、空き教室で日々反復練習を繰り返しています。今年から外部指導者の林先生も加わって専門的な技術を教えてくれています。卓球部といえば、職員室前の部活動連絡版にずっと掲げられている「挨拶・返事・整頓」が浮かびます。卓球を通して基本的な生活習慣を身につけて「上代出場」を目指す...それは部活動の大切なあり方だと感じています。ぜひ、折に触れて自分をふり返ってほしいと思います。






急に冷えた朝。全道では氷点下10℃以下の地点も。川霧が雲海のように広がり、山々は朝日を浴びて、白く輝いています。
寒くなってきて登校時刻ギリギリも増えてきました。時間にゆとりを持った行動が事故防止につながります。
今週は「三者懇談」を行っています。学校生活全般や学習・進路など多岐にわたって情報交流がされていることと思います。特に3年生は進路が次々と決定されていることでしょう。目標が定まってホッとすることなく、ここが受検の第一歩です。
相談待ちをする親子で掲示物を見たり、相談が終わって温かい雰囲気で会話しながら帰って行く様子を目にすると心安らぐ感じがします。そんなささいな会話を大切にしたいものです。ぜひ、この懇談を機会に親子の歩みを一つにしてほしいなぁと思います。
1・2年生はあと1日。3年生は来週にも渡りますが、お仕事を休まれてのご来校、保護者の皆様の御協力に感謝いたします。


週末の郊外で「これは白磁の置物か」と思えるほど見事な白鳥が休んでいました。渡り鳥の季節なのですね。今朝は幾分日射しも見えました。
今、学校では来月に予定されている「いじめ撲滅集会」に向けての取組が行われています。
先日は各クラスの朝の会で、生徒会が作成したメッセージ動画を視聴し、付箋に決意を書き込みました。
私が感心したのは、自分は撲滅に向けてどう関わるか、いじめ問題を一人一人が自分事として捉えるために、「私は......したい」という書き方を心がけたことです。そして、次のステップは、決意を言葉だけで終わらせない実行です。この後、生徒会役員がどのように集会に生かし、まとめていくか、期待したいと思います。




冷え込んだ朝。グラウンド一面に霜が降りています。一方、校舎に囲まれて温かい中庭の木は今、紅葉を迎えていて、そのギャップにいささか不思議な感じを覚えます。
校内を歩いていると様々な掲示物が飾られていて、生徒の活動の足跡が伝わってきますが、その中でも私が見入ったのは、2年生職場体験の発表を聞いた1年生の感想です。啓北祭の合唱交流後にも相互に感想を書き合っていました。
このような学年を越えた取組はよい刺激となり、上の学年に責任感や誇りを生み、下の学年に憧れや目標を与えるものだなぁと思います。体育祭の縦割りから始まった交流。啓北中の良さをつなぎ、全校の心を一つにする活動をこれからも大切にしたいです。
今週から三者懇談が始まっています。来校される保護者の皆様、ぜひ、廊下の掲示物にも目をとめていただいて、生徒の確かな学びを感じていただければ幸いです。




夜通し雨が降り、朝の通勤は水たまりを渡って、しぶきを上げて車を走らせる状態でしたが、登校時になってやっと空が明るくなりました。
先週金曜日は「漢字検定」が行われ、10名が挑んだと聞きました。
先日、ある記事で「ペンはキーボードより強し」という言葉を目にしました。ある授業の内容について、書いてメモした学生とキーボードに打ち込んだ学生が、その後にテストをした結果「ペン組が勝った」ということです。書くことには「どのように書くか」の思考が伴う...納得できるものです。
これからの時代は書くことと入力することを、場面に応じてバランスよく使い分けなければならないと思います。漢字を書くことは日本の文化であり、思考を鍛えるものとしてぜひ大切にしたいです。その意味で漢字検定に挑むことは大いに意味があるのではないでしょうか。
さて、この日曜日に永山南中学校で「創造ものづくり教育フェア」が行われました。
木工の部に出場した1年のW・Sさんは見事優勝!天谷先生と練習した成果を生かし(私も練習作品を見せてもらいましたが、それは見事なものでした。その能力がうらやましい...)、短時間で正確な作業ぶりが光りました。この結果を自信にしてください。
また、家庭科部4名は大学生の指導の下、地産地消をテーマとした「旭川おやき」に挑みました。順位はありませんが、おいしく楽しく作りました。校外で活動するチャンスは少ないのでよい経験になりましたね。




山々が白く化粧をして、まさに秋から冬への季節の変わり目にさしかかった感じがします。今朝は路面が滑る感じがありました。細心の注意をしなければ...と心したところです。
昨日、全学年で学力テストを行い、当然ながら真剣に挑んでいました。テストに向けた学習プリントコーナーも「品切れ続出」のようでしたが、成果はいかに...。
3年生は本番をイメージして、体育館で学年全体で行い、今までと違う緊張感をもたせました。学力テストABCの総まとめ。力が発揮されていればよいなぁと願うばかりです。1・2年生はこれまでの学習の積み重ねが身についているかはっきりします。このところは進路の学習も行ってきただけに、今回の結果と将来の進路選択とを結びつけ、自分の頑張りどころを探る絶好の機会かと思います。ぜひ、やりっ放しでなく、これからを大切にしてほしいです。
今日は各クラスでテストが返されて、神妙になったり、友達と答え合わせしたり、先生に問い合わせたり...様々でした。




ついに降りました。朝は積雪状態でした。いよいよ冬がやってきて、思わず身構えてしまいます。朝の時間は何事も少し早めに安全に、を心がけたいと思います。再登校時の自転車使用も今日をもって終了となります。
昨日、3年生、続いて保護者の皆様を対象とした「進路説明会」を実施しました。真剣な様子で耳を傾け、しっかりと内容を確認しています。
3年生は学力テストを一通り終え、自分の力を推し量ることが出来たかと思います。その結果やこれまでの成績と自分の進路希望とを照らし合わせて、いよいよ志望校を絞り込んでいきます。
来週からは三者懇談が始まり、本人保護者の意向を聞きながら先生方もアドバイスをしていくことになります。進路説明会等で得た情報も参考にして、この土日にはしっかりと家族での話し合いをしてほしいと思います。
自分で選択する進路は初めて。その高校で何を頑張り、どんな力を付けたいのかを考えて、自分が納得できる、そして希望を持って向かっていける選択を期待しています。



天気予報から見て、平地での降雪もあるかなと思っていたのですが、望外の晴れ間。ちょっとだけ冬が遠ざかったかなと思ってしまいます。しかし、昼頃の激しい雹にはびっくり!
昨日は1年生が「専修学校体験」を行い、調理や理美容、医療・福祉などのコースで学びました。
移動には少々寒く、バスの接続も思うように行かなかった面があって大変だったこともありますが、みんな真剣な表情でそれぞれの場所で体験活動に打ち込みました。先生方の話では「どのチームもいい経験をしました。路線バスで出向いたことも(めったにないので)よかったです。」とのこと。中には自らが「楽しかったです」と感想を話す先生も...。
今回選択肢にあったのは限られた職種ではありましたが、サービスを受ける側からサービスを提供する側を体験して、「働くこと」とは何か、何が大切かを知ることができたのではないでしょうか。この経験が進路選択だけでなく、将来社会人なるための日常生活の改善につながるとよいですね。








この雨もいずれ雪に変わっていくのだろうか...そんな冬の雲が近づいてきました。今年最後の3連休はリフレッシュできたでしょうか。あとは2学期終わりまで走るのみです。
2日土曜日、啓北中体育館を会場に「ふれあいコンサート」が行われ、地域の多くの方が足を運んでくださいました。
本校をはじめ、北鎮小、春光小、六合中による演奏会でしたが、それぞれの活動ぶりや成長が伝わり、よい刺激を与えました。特に各校の演奏にエールを送る姿、ホスト校として啓北中の生徒はもちろん、六合中の生徒も後片付けを手伝ってくれて、素晴らしい交流となりました。また、本校のPTA役員の皆様が司会進行や開会のごあいさつ、受付・会場準備を行ってくださいました。ありがとうございました。
令和6年度版の啓中サウンド...このコンサートの演奏出演を希望した3年生若干名含む構成はこれで最後となりますが、迫力ある音を響かせて観客を大いに沸かせました。
先週だったでしょうか、あるミュージシャンのスタジオでの作曲風景を記したドキュメント番組を見ました。たった一つの音、たった一つの言葉を絞り出すための迷いや苦悩、自分の感性と照らして格闘しながら前に進もうとする気持ちに感銘を受けました。
引退する3年生、引き継ぐ1・2年生。これからも音楽と真剣に向き合って個性を伸ばし、成長の糧にしてほしいと願わずにはいられません。皆さん、素晴らしい音楽をありがとう。







