令和3年度 学校の様子

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9月の生活目標は「計画」「協力」(9/13)

 昨晩の稲妻と集中的な雨は激しかったですね。雨は収まったものの風は強く、季節の移り変わりが加速して秋が深まっていく感じです。登校してくる生徒からも「寒い」の声が漏れていました。気温の低下で体調を崩す人も見られますので、服装で上手に調節してほしいです。


 またまたスポーツの話題から(すいません、私、好きなもので...)。

 夏が終わったと思ったら、はや冬季オリンピックが始動しているのですね。昨日は道内ライバルチーム同士の対戦、カーリングを見ました。2連敗で崖っぷちのロコ・ソラーレは、「根性を見せたい」という思いで3連勝。逆転でオリンピック最終予選出場の切符を手にしました。実力伯仲、練習を重ねてなお、「気持ちを全面に出す」ことで勝ち運をたぐり寄せたというわけです。なんだかんだ言っても、やっぱり最後は...


 さて、9月も中旬を迎えます。今月の生活目標は「計画的に活動し、仲間と協力して取り組もう」です。

 これは光陽祭をイメージしていたものですが、テストに向けて「計画的」に学習を進めること、また、前後期の専門委員や学級役員の改選期に入りますので、「仲間と協力して」反省や計画を考えることで目標に近づきましょう。

 意識しての取組をよろしくお願いします。


 *写真右は学年PTAの活動による花です。校内に潤いが生まれます。ありがとうございます。

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オリ・パラの感想から思うこと(9/10)

  来週はぐっと気温が下がる予報...今日明日は最後の夏の名残となるのでしょうか。
  朝の玄関で、マンドリン部の二人が「ありがとうございます。頑張ります!」と声をかけてくれました。「心を一つにして三連覇」私の送ったエールをがっちり受け止めてくれた言葉...こちらこそありがとう!


 今日は本当は光陽祭。全校が一つになって楽しみ、一人一人が活躍するはずでした。緊急事態宣言は9月末まで延長。学校生活は辛抱の上にまた辛抱。部活動がなくて、「与えられた時間=家庭での時間」の使い方が、後から「もったいないことをした」とならないように。


 さて、先日、皆さんの保体の課題「オリ・パラの感想」を楽しく読ませてもらいました。

 特に目に付いたのは「競技のルール、由来や歴史を調べたことによってより理解が深まった」ことです。アスリートの姿からは「感動や驚き、尊敬と憧れ、学ぶべきことや励み」など様々な刺激も受けたり、「笑顔、ライバルとの讃え合い、スポーツマンシップ」が素敵という声もありました。
 私は...パラリンピックを観戦して、ただひたすら「スゴイ」と...。五体満足な我々を遥かに越えている。また、私とさして年の変わらない人が夢を追い続けるかっこよさ。

 印象深いのは水泳(私がからっきし苦手なだけになおのこと)。両腕を失った人が泳ぐ勇気に驚嘆。今持っている自分の能力の最大限を発揮した泳ぎを目の当たりにして、「私たちはたくさんの力を眠らせているのではないだろうか」と思わされました。それ以上に「自分の運命に屈することのない心の強さと精一杯力強く生きる姿」がまぶしかった!

 私たちの誰もが、全力を尽くすことで「生きている実感」と「輝く時」を手にする可能性をもっているのではないでしょうか。


 写真は2年生技術における実習生の授業。「環境に優しい車」について学んでいたようです。先生の問いかけに対して、みんなの反応も良好。高山先生と二人三脚、毎日放課後に教材研究していました。

 もう一枚は2年生体育。実習生は本校のOG。高跳びの練習ですが、教えたいことをたくさん抱えて、体育の先生らしくきびきびと動いていました。この授業もみんなの反応は素晴らしかった。

 実習は最後の1週間を迎えます。研究授業などでみんなの助けをお願いしますね。

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今できる限りのことを精一杯に(9/9)

 霧雨の朝でしたが、昼に向かって少しずつ温かさが伝わってきました。校舎周辺を歩いていると、落葉が増えてきたように思いますが、どうですか。


 「『歩きスマホ』救急搬送相次ぐ」というニュースを見ました。踏切で死亡事故もあったそうです。

 何かに集中すると、周囲のことへの注意が散漫になって「見えているつもり」「聞こえているつもり」でいます。これは自転車やスケートボードでの走行などでも言えるのではないでしょうか。許された場所での正しい歩行、正しい走行をしないことは命の危険につながることを認識しなければなりません。特にこれからの時期、どんどん日も短くなっていますから。


 さて、緊急事態宣言下の特例として、全道のコンクールの録音を控えたマンドリン部が短時間の練習を頑張っています。

 期日は迫ってくるし、この状況ですから、合奏の時間も十分確保できずに焦りもあるでしょう。今は限られた時間の中で一人一人が最善を尽くし、腕を磨くしかありません。演奏技術に未熟な部分が出てしまうことは仕方のないことです。

 しかし、「今できる限りのベストの演奏をしよう」「そのために励まし合おう」という気持ちを重ねることはできます。

 静まった放課後の校舎。厳しい状況の中、黙々と練習を重ねて繊細な音を響かせるマンドリン部の奮闘を応援せずにはいられません。ガンバレ!

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少しずつ「卒業」への準備が始まる(9/8)

 昨日より温かい朝です。しかし、日中も気温は上がらず曇り空のよう。猛暑に見舞われたこの夏ですが、富士山に初冠雪の報。平年より25日も早い雪化粧は意外に感じませんか。


 2018年9月6日...ある学級通信では、北海道を襲った胆振東部地震から3年が経ったことを伝えていました。皆さんは何を思い出しますか?
 あの日の早朝、町中の信号が止まっていましたが、学校がどうなっているか、それを確認に急いだことを覚えています。「ブラックアウト」...電気が復旧するまで地域によってずいぶん差があり、不便な生活を余儀なくされました。明かりを失った駅付近の空には満天の星が広がっていました。
 また、震源地近くでは多くの尊い人命と平穏な生活が奪われました。以前、厚真町を車で通ったことがあります。山肌には、町を飲み込んだ土砂崩れの傷跡が生々しく残っていました。
 人々の「記憶の風化」は早いです。災害から身を守るために、時々記憶をたどることが大切でしょう。


 さて、先週は3年生が卒業アルバムの写真撮影をしました。中学校3年間はあっという間、卒業への一歩が踏み出されています。みんなカメラの前で、運を味方につけられるような「いい顔」しましたか?


 3年の美術作品「今の自分を見つめ表そう」を見ると、表現の豊かさに驚きつつ、15歳の悩みや迷い、複雑に揺れる思いが伝わり、一枚一枚をコメントと照らしながら鑑賞しています。

 混沌とする自分の思いを打ち破って卒業に向かうために怠けず、やり過ごさず...3ラウンドの第1弾、学力テスト総合Aまで1週間!

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今に見合った外出の仕方や過ごし方(9/7)

 引き続き、晴天で気持ちの良い朝です。今朝は、新聞でひまわり畑の写真を見て、「こんな景色が旭川にもあるんだなぁ」と心安らぎました。早く気軽に外出できる環境になってほしいです。
 昨日は退勤する時、裏門に一人の本校女子を見つけました。子ども用のスーパーカー「ベンツ」に乗る幼い家族らと散歩のようで、思わず微笑む一コマでした。今はそんな外出の仕方で辛抱し、そんな家族の温かいふれあいを大切にしてください。


 さて、教育実習生が着任していくらか経ち、授業を受け持つことも出てきました。
 本校OBの実習生、2年体育の様子から...高跳びの練習でしょうか。踏切の仕方に焦点をしぼって技術をつかませようと、あえてバーを使わず工夫して練習していました。
 もう一つ、1年英語の様子から...一生懸命課題を与え、生徒から解答を引き出そうと頑張っていました。教壇に立って話す態度や発声はベテラン顔負け、堂に入っています。

 授業は生徒と先生の共同作業。回を重ねて試行錯誤の中で成長すると思いますので、生徒の皆さんの温かい支えをよろしくお願いします。間違いも大いに歓迎。どんどん反応を、どんどん発表を。

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「多様性」の時代に生きる(9/6)

 今日は上着を羽織ってきました。日の出も遅くなり、パチッと目が覚めません。皆さんはどうですか?
 週初めの一日、みんな土日でリセットされたのか、天気が良いせいなのか、いつもより挨拶がはっきりとしてさわやかで、活力が湧いて気持ちのスタートになりました。


 さて、昨日でオリンピック・パラリンピック競技の全てが幕を閉じました。

 賛否両論巻き込んだ大会でしたが、人生を懸けて必死に戦う選手の姿や生き様が、多くの人に感動と勇気を与えたことは間違いありません。

 体育の授業でも学習課題として、「大会の何に注目し、どんな感想をもったか」まとめていました。写真のように枠いっぱいに熱心に書かれたものがほとんどでした。折を見てじっくりと読ませてもらおうか、と思っています。
 特にパラリンピックは、競技の魅力そのものもさることながら、オリンピックとまたひと味違う「人としての生き方」や「これからの世界」に思いをはせる気持ちを喚起してくれました。そのことについて感じたことを今日明日書かせてください。


 今大会から採用された「陸上混合400メートルユニバーサルリレー」。日本チームは銅メダルを獲得しました。
 このリレーの画期的なところは男女各2名の4名混合、その4名は異なる障がいをもつ選手でチームが構成されていることです。「多様性の時代」「共生の時代」を象徴する種目ではないでしょうか。

 このことは学校生活にも言えるわけで、性別はもちろん、様々な考えの人が集まる学校でも、お互いの個性・特性を理解し合い、心のバトンを渡してゴールを目指す光陽中でありたいものです。

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素直さこそが伸びる秘訣(9/3)

 昨日の天気をそのまま同じように印で押した今日の天気です。このごろは鳥や虫の鳴き声にも風情が感じられますが、そんな心のゆとりは持っていますか?


 宍戸先生に声をかけてもらい、1年生の書写の授業を見ました。いつものことですが、みんな静かに一画一画大切に書き浸る様子が素晴らしいです。

 「1枚書いてください」という生徒の声に乗せられ(先生のヤラセですが...)、つい教室に入ると嬉しくなってしまい...

 手本を書いてみせると「おおっー」の反応、「ここをこうしたら...」「はいっ」、「上手だねぇ」「ありがとうございます」...そんな礼儀正しい応対もすがすがしく、みんな「お客さん」として丁寧に扱ってくれました。やっぱり生徒とふれあえるのは楽しいです。

 それにしても、一人一人の作品に必ず良いところがあったし、みんな素直な態度なのですぐに上達しそうです。また、見せてくださいね。


 また、今週は「生命の安全教育」を行いました。(写真は佐竹先生の授業の様子)

 今は生命をも脅かすコロナの脅威がトップニュースですが、中学生にあっては「いじめ」「自殺」の問題も大きな課題です。命を大切にし、自分や相手の一人一人を尊重する態度を心の中に根付かせたいものです。


 今日も一斉に生徒たちが帰ってきます。今週が終わります。こんな光景を見ているとほのぼのとして、しかし、私たちの自由を奪うコロナを恨めしく思います。

 週末の過ごし方は自制して、来週も元気に会いましょう。

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2学期の「学び設計シート」始めました!(9/2)

 朝夕、ぐっと冷え込んできました。予報ではこの先、低温が続くのだとか。それでも連日の「晴れマーク」で、校舎には光がまぶしく射し込んでいます。

 登校時の生徒の様子を見ると、Tシャツの人からコート類を羽織る人まで、それぞれの肌感覚にずいぶんと差を感じますが、季節の変わり目で体調を崩しませんように...


 さて、ここ数日は学習のことを多く取り上げて「かたい」内容ばかりですが、今日も一つ聞いてください。
 中3を対象に行われた「全国学力学習状況調査」の結果が、報道で大きく取り上げられていました。一時は北海道と全国との隔たりが問われていましたが、近年はほぼ同レベルまで引き上げられ、全道各地での学力向上の取組が成果を上げていることがわかります。
 これから本校も分析を進め、来月あたりには概要をお伝えできると思いますが、それを前にいくつかの傾向を。


【生徒質問紙より】
 ■「読書時間」は全道全国を上回っています。
 ■「家で自分で計画を立てて勉強しているか」→「全くしていない」は少ないですが、「よくしている」も全道全国を下回っています。
 ■「月~金曜に2時間以上勉強している」「土日に3時間以上勉強している」→全道全国を大きく下回っています。
 ■「自分でやると決めたことはやり遂げるようにする」→「当てはまる」が全道全国を上回っています。 
 これらの結果から見ると、「学習はしているが、その時間は不足がち」「計画したことはやろうと努めている」とまとめられるでしょうか。


 9月から、2学期「学び設計シート」が開始されました。昨日は各学級で学習の進め方やシートの使い方を確認しました。

 「自分で決めた計画に沿って粘り強く」「今よりも時間をかけて」学習するために、「学び設計シート」をぜひ活用してください。先生方も皆さんの背中を押すようにアドバイスしますので、いろいろと学習の跡を残してください。

 ご家庭でも時々シートを見て「励ましの言葉」をかけていただき、この取組の後押しをしていただけたら心強いです。よろしくお願いします。

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「3勝2敗」で一歩前進(9/1)

 9月になりました。夏休みが長く、8月が短かったせいかあっという間です。

 今日は、日射しはあっても暑くないさわやかな北国の気候...これから毎日の暦をめくるたびに、夏から秋への移ろいを五感で感じることでしょう。


 光陽祭が延期された9月前半の学校生活は平坦で物足りない感じがします。本来なら、今頃は慌ただしく合唱練習や展示物作成、ステージ発表、生徒会企画などの取組で、校内は活気に溢れているはず...さびしいことですが、この後に生徒の躍動の時が訪れると信じて、今は我慢です。早く下校できますが、くれぐれも不要な外出などは控えてください。(光陽祭は緊急事態宣言の解除の行方で検討を進めます)


 朝の玄関では、ソフトテニス部顧問と部員の、「トレーニング、やってる?」「腕立てやってます!」の会話にほのぼのしました。部活休止中も家庭ではトレーニングを地道に行ってくださいね。9月後半から10月、きっと各部の新人戦が待っていますから。


 さて、昨日はテスト結果について書きましたが、2年生の廊下を見ると、今テストの平均点について、4月との比較が掲示されていました。(写真からは点数は消してあります)

 「3勝2敗」ながら1勝分の勝ち越しで合計約30点の伸び。これは素晴らしい!これで良いのだと思います。点数は勝ち負けではないけれど、こんな遊び心も持って、2年生みんなで「次は全勝!」などと雰囲気を高めるのもいいなぁと思います。

 3年生には「受験は団体戦」とよく言いますが、全校の一人一人が1点でも2点でも多く取って、みんなで前進できるとうれしいですね。

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「次のページをめくりに行く姿勢」を大切に(8/31)

 今朝は激しい雨音に目を覚ました人もいるのではないでしょうか。

 8月最後の一日。ひんやりと通り過ぎる風に、あっという間に忍び寄ってきた秋の訪れを感じずにはいられません。


 最近はパラリンピックから考えさせられることが多々あります。


 58歳にして(この段階でまず驚き!)今大会の陸上男子400m車いすに出場した伊藤選手。

 大会直前になってから、「障がいの軽いクラス」に変更されました。(障がいが軽いと、それだけ競技レベルも上がって厳しい戦いになるわけです)メダルを狙っていた伊藤選手は、クラス変更を告げられた直後のやりきれない気持ちを切り替えて競技に挑み、がむしゃらに前を追いかけました。結果、トップには遠く及ばなかったものの自己ベストを更新。

 「勇気を持って次のページをめくりに行く姿勢が必要だ」と話したそうです。


 昨日今日は学力テストが返却されました。「あきらめ」の気持ちになってしまう人もいたようです。

 でも、あきらめるには早い。テストは皆さんの将来を閉ざすためのものではありません。5点でも10点でもいいんです。今の自分より一歩上を目指し、「次こそは」「何とかしたい」という姿勢をもってほしいです。


 4階1年生の掲示板。「全力で目標に挑む光陽生」のスローガンに向かって、一人一人の目標が貼り出されました。

 ぱっと見ただけで、一枚一枚のカードが心を込めて書かれたことのわかるとても丁寧な文字です。その時の気持ちを心に燃やし続けて。

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