今年度は本校1学年の地域職場体験学習の実施を、旭川市教育委員会社会教育課小島地域コーディネーター、伊藤さんが旭川工業団地との間で調整してくださいました。そして、工業団地協同組合の打診により、外崎工作所様・片桐紙器株式会社様・エフ・イー株式会社様・総北海様が受け入れをご快諾くださいました。
しかしながら、本校の感染状況により、誠に勝手ではございましたが、地域職場体験学習を中止させていただきました。工業団地協同組合様及び4社の皆様方には、受け入れの準備を進めてくださっていたことに対し、大変心苦しい次第でしたが、ご配慮を賜りました。
本校と致しましては、旭川工業団地へ訪問させていただけることを知ることができ、今後のモデルケースにしていきたいと考えていたところですので、甚だ残念ではございましたが、是非、これを機に、今後ともお力添えくだるようお願いをさせていただきました。
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「地域職場体験」は中止しました
吹奏楽部定期演奏会〔11/13〕
今秋の東日本学校吹奏楽大会で金賞を受賞した本校吹奏楽部が、地域住民を招いた演奏会を開催し、受賞曲などを披露しました。また、大会遠征費の一部は地域住民の皆様より支援していただいており、生徒たちは演奏を通して感謝の気持ちを伝えました。
演奏会は13日に本校で開催し、約150人が来場してくださいました。東日本学校吹奏楽大会で演奏した「斐伊川に流るるクシナダ姫の涙」を含め10曲を披露。東旭川中央地区市民委員会副会長の河辺菜穂子様は「大きな舞台を経験して一層上手になり、心に響く演奏だった」と目を細めてお喜びくださいました。
部長の奥山さくらさんは「『部活の雰囲気がいいね』と声をかけてくれたり、演奏の感想を伝えてくれたりと励みになった。」と語っていました。
2学年 福祉学習〔12/2~12/15〕
介護福祉士としての経験を有する教員が中心となって計画し、オリエンテーション→体験→まとめといった構成で授業を展開しました。
まず、1年時の福祉学習で学んだ「ICF(国際生活機能分類)」の考え方をふまえ、どんな人にも、ハンディキャップがあることを再確認しました。
その上で、パラスポーツ体験とNPO法人カムイ大雪バリアフリー研究所「チーム紅蓮」施設長の五十嵐真幸様の講話を通して、障がいや福祉の問題が自分自身にも起こりうることであり、また身近なところにあるという視点から、全ての人にとって普通の暮らしの幸せを実現するために、今後社会において必要な支援や生活で自分ができることについて考えました。
「パラスポーツ体験」は、「車いすバスケット」か「車いすラグビー」のいずれかを選択し、「チーム紅蓮」の皆様から指導を受けました。生徒達は、いちはやく技能を習得しようと試行錯誤していました。また、体験を通して障がいの有無を超越したプロの選手の皆様がもつ技術の高さに感服している様子でした。
一方、五十嵐様からはスポーツとの出会いや普段の生活での実体験などについて、講話をしていただきました。具体的には、自分の思いに反し実際にできなくて葛藤したこと、普段生活している中で周りの人にお願いしたいこと、パラスポーツとの出会いや活動を通して得たものなどについて、生徒達が臨場感をもってイメージしやすくなるよう配慮をしながらお話をしてくださいました。
生徒達からは、「楽しかったです。暗に障がいをもった方は大変そうで、自分達が手を貸さなければいけない存在だと思い込んでいましたが、パラスポーツや五十嵐さんのお話から、決してそうではなく、自分よりもすごい力をもっていることがわかりました。また、パラスポーツは、春フェスのボッチャの時もそうでしたが、特別な人だけが楽しむものではなく、すべての人が楽しめるものだということもわかりました。」といった類いの感想が多く聞かれました。春フェスからの系統的な学びが効果をもたらしていることも感じ取れます。
五十嵐様には、春フェスにおいても、「ボッチャ」競技に係る指導・助言、ダイジェストスライドショーの作成等、計画段階からご参画いただき、今回の福祉学習でも、全面的にバックアップしてくださるなど、「チーム紅蓮」の皆様と共に、本校の教育活動に対して、多大なるお力添えをしていただいております。心より御礼申し上げます。
スノーサポート隊(野球部・柔道部)
近年、高齢化の進行や単身世帯が増加する中で、自力で除雪が困難な方が顕在化しています。このような、除雪に困っている高齢者や障がいのある方の除雪をする「スノーサポート隊」を旭川市社会福祉協議会が募集しています。
そこで、本校の野球部・柔道部がこの活動に参加することにしました。それは、部員達が困り感を抱えている人を助けることの大切さをわかっているからです。実際に体験をしてみて、部員達からは「派遣先の〇〇さんがとても優しく接してくれるので、ますます除雪をがんばろうと思いました。」「自分は家でさえ雪かきをした経験がなく、家の人たちがいつもやってくれているので、これからは家の除雪もやろうと思いました。」などの感想が聞かれました。少なからず部員達の自立を育む取組となっていることは間違いありません。この先3月までがんばります。応援の程、よろしくお願いします。
令和5年度学校経営方針イメージ
東旭川・千代田地域包括支援センターからのお知らせ
2月3日と6日の参観日において、学年懇談を通して、地域包括センターの佐藤様より、「地域包括支援センター」の概要や相談可能な内容についてご紹介がありました。学校が地域の方々の手助けをするためのプラットフォームになることもスクール・コミュニティの機能的役割です。