10月25日(火),本校の体育館において,令和4年度の進路説明会を
行いました。
今年は,3年生にも参加してもらうため,保護者は体育館,3年生は教室で
オンラインという形を取りました。
冒頭の挨拶でもお話しさせていただきましたが,進路選択については,子ども
たちと保護者の皆様がしっかりと話し合い,両者が納得した上で行ってほしいと
思います。
15の春とは,義務教育を終えた子どもたちが自分の人生を自分の足で歩み始
める第一歩だと私は考えています。
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学校だより NO.6 アップしました。
<内 容>
1 久しぶりの決選投票でした! ・・・ 校長
2 広陵祭
3 学校指定制服の変更について
です。ぜひ,ご覧ください。
10月13日(木),地震発生から火災が発生したことを
想定した避難訓練が行われました。
今回は,体育館への避難でしたが,どの生徒も整然と避難
することができ,前回よりも2分程度早く避難することがで
きました。
田埜先生は,今年,中川で発生した大きな地震のことを
含め,避難訓練の大切さのお話をしていました。
私は,事前に旭川の地震の発生状況を調べました。
すると,2018年度版の資料も2020年度版の資料でも
旭川市は全国で一番地震の発生率の低いところであり,台風も
含め,自然災害が少ないまちであることが分かりました。
(※2022年度版では,震度6弱以上の発生率は,0.76%で,
全国でもっとも低い数値でした!)
そして,そのことを子どもたちに伝えるプリントを作り,
「校長先生が君たちに言いたいことは,2つ。1つは,
君たちの住んでいる旭川市は自然災害が少ない安心なまち
であること。もう一つは,そんなまちでも,阪神淡路大震災
のように,過去に大きな地震が発生していなかった場所でも
大きな地震が起こることもあるので,訓練は大切であること」
というお話をしました。
6時間目なので,疲れている中ですが,みんなしっかりとお話
を聞いていました。
9月22日(木),後期生徒会役員選挙が行われました。
先日,担当の先生が,「今年は7名の定数に対して11名の生徒が
立候補しています。決選投票となります。」という説明があり,今年は今までと
違う形の選挙をしてみたいという提案がありました。
先生方は,「ぜひ,やってみよう」という雰囲気になりました。
私は,感動しました。
学校が,子どもたちともに先生方も動いてます・・・・
過去に遡ると,十数年ぶりの対立候補がいる選挙だそうです。
よくありがちなのが,何とか生徒会役員に当たりをつけ,信任投票の
形の選挙です。
それが今回は,違う形となりました。
私は,「なぜだろう!」と自分なりに考えてみました。
きっと先輩達の姿を見て,「自分たちも生徒会活動をやってみたい」という
気持ちになったのではないかということでした・・・・。
そして,立ち会い演説会が始まり,各候補の責任者と各候補から立候補の理
由が語られました。
感動です・・・!
なんと,予想通りでした。
先輩達が取り組んできた取組を自分たちもやってみたい!学校を明るくしたい。
みんなが過ごしやすくなるような校則を考えたい。みんなの意見を取り入れら
れるよう意見箱を作りたい。
そして,知恵と勇気と優しさにあふれる学校にしたい・・・・。
先輩達の取組を見て,自分たちも頑張りたいという気持ちがあふれ出ていました。
私は,このような気持ちにすることができたのは,3年生の先輩としての姿がす
ばらしいということ。そして,「落ちるかもしれない,落ちたらどうしよう」などとい
う不安よりも生徒会役員として頑張りたいという気持ちが勝った結果であるということ。
たとえ落ちたとしても,勇気を持って立候補したという事実が大切であり,それが
これからの財産になるということ。
最後に,新しい生徒会役員とともに良い学校をつくってくださいということをお話をしま
した。
「全員を当選させてあげたかった!」と感じたのは,私だけではないと思います・・・・
とても素敵な選挙を経験させていただきました。
本校の子どもたちは,本当に成長してます。
これからの子どもたちの活躍が楽しみです。
ちなみに,写真に写っている投票箱は,本物です。
上のお話が出たときに,ある先生が,「こどもたちのために,本物の投票箱があると
いいですね!」とお話しされ,それを受けて,教頭先生が市の選挙管理委員会へ連絡し,
本物を準備することができました。
先生方のチームワークも最高です!
3連休の後,宿泊研修が行われます。
体調を整え,目的意識を持ち,その活動を楽しんでほしいと思います。
子どもたちはすごいなぁ・・・・
1年生は,1年生らしくクラスの仲間と協力し,クラスごとの壁画を制作し,
楽しそうに作業をしていました。
また合唱は,少し控えめな合唱でしたが,先輩達の合唱を見て次につなげてく
れるような姿を色々な場面で見せてくれました。
とにかく,聞く姿勢,見る姿勢がすばらしい。
2年生は,「どんなお店にしようか」と各学級で話し合っている姿を見てきました。
また,ある子達は,校長室に来て,自分たちのやりたいことを相談しに来ました。
きっと勇気が必要だったと思います・・・・。
当日,とても楽しそうに模擬店を運営している姿は,生き生きとしていました。
そしてなんと言っても合唱です。
昨年,なかなか声を出すことができなかった子どもたちが,今年は本当にすばらしい
合唱を披露してくれました。
どのクラスも素晴らしかった。
合唱は,一部の人の努力では,良い歌にはなりません。ひとり一人が自分のやるべきこと
をしっかりとやりきった成果です。
来年が楽しみです・・・・
3年生,この世代の子どもたちは,小学校時代から,普通の学校行事を経験することが
できずに中学校へ上がってきた子どもたち。
昨年,私が出会ったときには,優しい子どもが多いものの,何事に対しても消極的な感
じでした。
先生方といつもお話しするのは,勇気を持って行動できるような子どもにしたい。
体験活動や学校行事など仲間とともに行う活動を大切にしようということ。
正直,コロナ禍の中,なかなか難しい課題です。
そんな中,3年生になり,修学旅行,体育大会を経て,広陵祭に向かいました。
合唱コンクール,どのクラスも一生懸命に練習をしていました。そのことは,表彰
式の子どもたちの表情からも見ることができました。とても優しく満足感に満ち
たものでした。
ステージ発表は,圧巻でした。
フリーザの着ぐるみを着てドラムをたたく。いつもは真面目な男子が,キレッキレ
のオタ芸を披露する。周りの観客を引き込んだ女子3人組の踊りと歌。そのうちの一
人は,ステージを降りて走っていました。
二人組のダンスパフォーマンスもすごかった・・・・というより,かっこよかった!
そして,最後は3年生全員によるダンス。
踊りの苦手な人も得意な人も楽しそうに踊る姿が素晴らしかった・・・・。
想像するに,この日が来るまでは,緊張や不安で一杯だったと思いますが,終わったと
きは「楽しかった!」「やりきった!」「終わってしまった!」「あっという間だっ
た!」という気持ちになったのではないでしょうか。
それが,達成感であり,充実感。
今後,越えなければいけないつらいこと,苦しいことに直面したとき,その先にある
達成感と充実感を思い出せば,頑張ることができると思います。
そんな力を身に付け始めたことがとてもうれしく思います。
そんなわけで,
全校生徒のために,先生方ともにできる限りのサポートをしていきたいと感じることが
できた素敵な一日を過ごすことができました・・・・
とりとめのない校長雑感!!