10月19日(月),今年度コロナの影響で,春光台地区の取組である「フラワーロード事業」が中止になったものの,お花の苗を育てていただいた療育園松尾専務理事様からのご厚意で,学校前の花壇に本校におけるフラワーロードの取組として,サルビアとマリーゴールドを植えました。
季節も秋を迎え,今年度のフラワーロードの取組も終わりました。
本校の生徒会本部役員や整美委員を中心に,お花のかだずけ作業を行いました。
感心したことは,参加したどの生徒も笑顔で取り組んでいたことです。
ほんの小さな場面かもしれなせんが,こんなところからも子どもたちの心の成長を感じます。下の写真はモザイクがかかっていますが,笑顔であることは分かると思います。
本年度もこのような取組を実施することができたことは,療育園の皆様をはじめ,地域の皆様のおかげです。ありがとうございました。


10月20日(火),三浦綾子記念文学館の皆様にご来校いただき,「道ありき」の朗読会を行いました。
これは,本校生徒に,自分たちが暮らしている春光台についての見識を深め,より郷土愛を深めるというねらいのもと,春光台「文学の小径」友の会,三浦綾子文学記念館の皆様のご協力をいただきました。
三浦綾子さんが,ここ春光台の丘を舞台に書かれた「道ありき」の小説を題材に,6人の皆様に素晴らしい朗読をしていただきました。
朗読の中で,「春光台」という言葉を聞くたびに,子どもたちの心が揺れているのを感じることができました。
朗読が終わり,涙ぐんでいる子どもたちがいたことが,この朗読の素晴らしさを表していたと思います。
このコロナ禍の中,命の大切さを考え,人の優しさを感じることができたことは,子どもたちにとって,とても大切な経験だと感じました。
朗読を行ってくださいました三浦綾子記念文学館の難波真実 事務局長様をはじめ,ボランティアの皆様,春光台「文学の小径」友の会の皆様,本校を代表してお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。






10月16日(金),後期生徒総会が行われました。
生徒総会までには,各常任委員会で,前期反省と後期の活動計画を立て,生徒総会の中で議論され,承認されました。
予定の1期間をこえたのにもかかわらず,みんなが真剣に参加していました。
最後の私のお話のときにも,疲れているのにもかかわらず,みんなが私の方に視線を向けている姿に感動しました。
そんな子どもたちにまず,「私が君たちの頃に,君たちのような姿でいる自信はありません。君たちは私より立派です!」とお話ししました。

上の写真がそのときの様子です。
私は,「コロナ禍の中,暗い話題が多いけど,10月14日に国際宇宙探査に関する宣言が出され,その中の計画では,2014年には再び月に人が立ち,2030年代には,火星,そして君たちが生きているときには,空には宇宙船が飛んでいるかもしれません。そんな未来の世界で君たちが幸せな人生を送るためには,知恵と勇気と優しさを身に付けることが大切です。そのためには,今日ここで話し合われたこと,議案書に書かれたことを絵に描いたもちとせずに,できることをコツコツとやることが大切です!」ということをお話ししました。
職員室に戻る途中,ある生徒が笑顔で,「校長先生,今日は時間がかかったので,お話しを短くしたんですね!」と私の心を察していることをうれしく思いました。
また,先日行われた生徒アンケートで,3年生では,「将来の夢や希望をもっている」,「自分には良いところがあると思う」という質問に対して,6月と比較し,69%から88%,62%から82%と上昇していることからも人としての成長を感じています。(アンケート結果の詳細については,後日ご紹介いたします)
まだまだ課題もありますが,これからも全職員で地域・保護者の方々とともに子どもたちを育てていきたいと考えております。今後ともご支援とご協力をお願いいたします。
以下は,認証式,常任委員会の様子です。












10月7日(水)から9日(金)の日程で,修学旅行を行うことができました。
なにより,参加者全員が無事帰着できたことがうれしく,またほっとしたところです。
修学旅行を実施するにあたり,色々な場面でご理解とご協力をいただきました保護者の皆様に,厚く感謝申し上げます。
さて,今回の修学旅行は,様々な場面において,知恵と勇気と優しさを試されるものでした。それは,様々な場面で問題を解決する場面に直面し,そこには,行動を起こす勇気と思いやりの心がありました。
例えば,(写真のもあります)ウポポイでの研修中,突然の強風により,パンフレットを入れてある棚が倒れ,パンフレットが散らばったときに,本校の子どもたちは,いち早くそれに対処していました。
また,トラブルに遭遇した仲間を班員がサポートする場面もたくさん見られました。学年全体が集中できるようにサポートしてくれる生徒もいました。
そんな子どもたちに,ルスツでは,絶好の天気をプレゼントしてくれました。(下に写真があります)
まだまだ,たくさんあります。ぜひ,各ご家庭で子どもたちから,すてきなお話しを聞いてあげてください。
以下,一部写真を紹介します。

<ウポポイ ステージ>

<ウポポイ 風で飛んだパンフ類を拾う様子>

<ウポポイ 昼食>

<洞爺湖 遊覧船>

<洞爺湖 花火>

<ラフティング>

<絶好の天気だったルスツ>
10月1日(木),本校の代表として,3年2組の子どもたちが,今年度の小中音楽発表会に参加しました。
3年2組の子どもたちは,笑顔で一生懸命に合唱を披露していました。
歌を歌うみんなが,伴奏と指揮者と一体になって演奏している感じがよく伝わりました。
これからも卒業するまで,クラスが1つとなり,それぞれの進路実現に向けて頑張って欲しいと思います。
また,2組の子どもたちが乗り込むバスが学校から出発するとき,教室の窓越しに,他の3年生のクラスだけでなく,1,2年生も「頑張って!」とエールを送っていたそうです。
その姿を想像するだけで,うれしくなります。

9月26日(土),本校を会場に,春光台未来プロジェクトが行われました。
春光台未来プロジェクトとは,春光台SOS安心ネットワークが主体となり,春光台の未来について,小学生,中学生,地域住民とが話し合いを行う取組です。運営は,旭川大学の栗田ゼミの学生さんが行ってくれました。
本校では,全校生徒にアンケートを実施し,それを生徒会会長がプレゼンを行いました。また,それを受け,その後,体育館フロアでは,グループごとに話し合いを行いました。
結論として,春光台の人々は,春光台という地域を愛している。10年後も素敵な春光台とするためには,それぞれの世代の人たちが,できることを行うことが大切であるとまとめられました。
会長をはじめ,本校の生徒会本部役員が,いきいきと自分の意見を発表する姿がとても頼もしく,そしてうれしく感じました。
中でも,「たとえ将来春光台を離れることになっても,心はいつも春光台にあります」という言葉に感動しました。
前期生徒会役員の皆さん,本当にお疲れ様でした。




9月21日(月),今年度の吹奏楽部定期演奏会が行われました。
当日,200名弱の方々にご来校いただき,春光台中学校吹奏楽部3年生の最後の演奏会を行うことができました。ありがとうございました。
この活動をもちまして,本校の3年生のすべての部活動が一区切りとなりました。新型コロナの関係で,つらい思いをしてきた3年生でしたが,どの部活の子どもたちも常に前向きに取り組んでいました。
今まで子どもたちを支えてくださいました保護者の皆様をはじめ,先生方,地域の皆様に感謝です。本当に3年間,ありがとうございました。
これから3年生は,それぞれの進路実現に向けて,前へ進んでいきます。どうか今後ともご支援とご協力をお願いいたします。


9月16日(水),17日(木)の日程で,体育祭,学校祭が行われました。
今年は,子どもたちにとっても,先生方にとっても初めての試みでした。本当に中身の濃い,様々な対応を行い,全校生徒,全職員,保護者の皆様が1つとなって行うことができた学校行事だと思っています。
正直,みんなが,「本当に疲れた!」と。そして,「やりきった!」という充実感に満ちあふれた取組だったのではないでしょうか!
ちょっとだけ,ふり返ってみましょう!
16日(水)の朝,「絶望」・・・・

朝,出勤すると,先生方が,教頭先生とグランドを見つめ,呆然としていました。
その後,校長室で打ち合わせ。今後の天気予報を確認の上,「競技開始を午後にスライドし,午前中,やれるだけ,グランド整備をしよう!」ということになりました。
校舎内では,明日の学校祭準備,同時にグランドでは,水抜きと整備。教育実習生を含めて,全職員で対応しました。私もグランドで水抜きを手伝いましたが,午後の開会式のために,自宅へシャワーを浴びに返り,体重を量ると1kgやせてました。そのぐらい,大変でした。
校舎内からは,子どもたちが,「先生方,頑張って!」という声が聞こえてました。
そして,「希望」が見えてきました・・・・。

11:30,開会式スタート・・・。子どもたちはグラウンドへ。
先生方の努力を目の当たりにし,こどもたちは,自分のため,仲間のため,今まで支えてくださった保護者,先生方のために,全力で頑張っていました。





この間トラックでは,最後の競技である全員リレーの前まで,ずっと整備が続けられていました。
競技前,片岡先生から,「コーナーは滑りやすいので,十分に注意するように!」と指導がありました。
私も含めて,だれもが何人かは転ぶのではないかと思っていました。
ところが,「奇蹟!」が起こりました。
「転倒者,なし!」
みんなの心が1つになった証だと思います! 感動しました。

そして,2日目の学校祭。
感染症対策のため,PTA本部役員の方々には,入り口で消毒のお手伝いをいただき,校舎内でも,できる限りの対策を講じました。



また,見えないところでは,こんな素敵な様子を見ることができました。



そして,みんなで体育館の後片付けをしているとき,「ステージに掲示していたシンボルマークのモザイクアートを残そう」ということになり,先生方で体育館後ろへ移動させ,掲示しました。これがまた,大変な作業でしたが,先生方は,笑顔で作業をしていました。
その姿を見て,私はとてもうれしくなり,みんなにお願いして,写真を撮ることとしました。私の一生の思い出になる写真です。


このコロナ禍の中,子どもたち,,保護者,先生方が知恵を出し合い行うことができたこの経験は,本校の子どもたちはもちろんのこと,全てのひとにとってプライスレスな経験だったと思います。
新型コロナの関係で,今年度は,体育祭を縮小し,学校祭と抱き合わせにして,やどりぎフェスティバルを開催いたします。(9月16日,17日)
本校は,今,本番に向けて全校生徒が一生懸命に練習に励んでいます。
学校行事は,普段の勉強では経験することができないことをたくさん経験することができ,これからの時代,たくましく幸せに生きていくための力を育みます。
それは,目標に向かって,知恵を出し合い,仲間と協力し,それぞれの役割において,リーダーシップを発揮し,勇気をもって行動することです。
校長室に顔を出す子どもたちは,「校長先生,長縄100回めざします!」「合唱,大きな声になってきました!」「演劇,頑張ります!」など満面に笑みでお話ししてくれます。
今,体育館では,3年生が演劇の練習をしています・・・・・・。
本番に向けて頑張っている子どもたちの姿を見ると,やっぱりやって良かったなと感じています。
しかし,ここまで,そして本番もコロナ禍における様々な対応が必要です。先生方においても様々な知恵を出しあい,協力して準備を進めています。本当に感謝しかありません。
あとは,本番,からっと秋晴れになることを祈るのみ!
追伸・・・・・
来週,プログラムを各ご家庭へお配りするとともに,HPにもアップいたします。




9月4日(金),いよいよ特別日課がはじまりました。
前日も担当の先生方と打ち合わせをしました。
先生方は,どのような工夫ができるのか,何をすべきなのかを真剣に語ってくれました。
後日,用務員さんにも力を借り,万全の準備を整え,やどりぎフェスティバルに向けての特別日課が始まりました。
結果として,大きく体調を崩す生徒もなく,生徒の活気が満ちあふれた活動を行うことができました。
先日,全校生徒にお話ししましたが,「時間は,どんな人にも平等に与えられた大切なもの」です。時間を大切にすることは,自分と仲間を大切にすることにつながります。
ぜひ,今週も「時間は大切なもの」であることを意識し,「知恵と勇気と優しさ」で頑張りましょう。
ちなみに,下の写真は私がパノラマモードで撮りました。ちょっとだけ,うまくいきました。本校の子どもたちの「活気とやる気」を感じてくれたらうれしいです。
